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北海道弁。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 かつて東直己が寿郎社のウェブサイトにエッセイを載せていた際、そこに「モヘジ」なるペンネームで酔っ払い日記を書いていた女性。のちに「北大路公子」となって全国的に出版され、現在に至る。で、先日の札幌出張の際に買った最新刊「石の裏にも三年」(集英社文庫)、巻末の北海道出身小説家との対談のなかで方言について、標準語だと思って書いても校閲に「これは方言ですか」と指摘されることがあると。札幌生まれ・札幌育ちだと普段「私がた、なまってないもね」と思っているのでびっくりするのだと… いや〜、ここ数年で最大級に爆笑した。

 「おにぎりあたためますか」でもしばしば北海道弁の話になって、3人のやりとりに膝を打つことがある。代表例は「〜さる」、(スイッチなどが)「押ささる」、(ボールペンなどが)「書かさらない」でおなじみの(おなじみですよね?)。自慢のヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ デュアルタイムにはパワーリザーブインジケーターがついているのだが、晩にこれをワインダーにセットして翌朝、針が目一杯プラスに振れているのをみると、オオ〜(ネジが)ちゃんと巻かさってる! とごく自然に思わらさるんですが。

 ただ、このたび見た「おにぎり」の録画、福岡編で「炊き餃子」を食べた3人、餃子のあのお肉とスープが合わさったときの…、という場合の「合わさった」も北海道弁で、標準語では「合った」だと言うが、それはさすがに考えすぎではなかろうか。

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