夏休みの工作。

　夕べも今朝も頭痛なし。
　
　小４の長男の夏休みの工作、妻がネットで検索して「こんなのどう？」とあれしてきたのがマクセルの「電池を使って工作しよう！」サイト。面白そうなアイディアがたくさんあるものの、設計図がいい加減。モーターや電池ボックスの型指定があいまいだし、プーリーとかブッシュとかギヤとかプロペラとかシャフトとか「用意するもの」に書いてあるけどもだ、どうにもテキトーなかんじで。こういうのをちゃんと合うように揃えるのって、むちゃくちゃたいへんなんだよ！　自分とこの電池さえ売れればあとはどうでも、という志（こころざし）の低さが見え見えである。そこでマブチのサイト「Let’s Motorize!」に行ってみたら、これはすごかった。とても詳しくて親切、電池屋とモーター屋ではこうも姿勢が違うかと。

　で、厚紙で作ったペンギンの足元に左右１個ずつモーターを装着し、別々にスイッチ付き電池ボックスを繋げることで真っ直ぐ走らせるのはもちろん、左右にカーブさせることもできる「ペンギンお掃除屋さん」、これを３日くらいかけて楽しく作成。一点だけ難儀したのは、モーターの軸先に装着するゴム管。内径２mmとかこんな小さいもの、いったいどこにあるのかとホームセンターの中をグルグルしながら閃いた、自転車の虫ゴム。もはや仏式・米式が主流で、このオレ様だって虫ゴムなんかもう何十年も触ってない遠い記憶の彼方なのに、天才か！

　作成途中、息子から問われた

　「パパー。パパもボクくらいのときは、パパのパパに教わってやったの？」

　「いや…　そういうことは一度もなかったかな」

　「ふーん…　じゃあパパは工作もぜんぶ自分一人でやったんだ、すごいね！」


　…いや、まぁ、そういうことではないんだけどな…。