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「北の国から」的展開。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 本日、特定健診。酒を2日抜いて臨んだのは例年通り、それでもマイスリーなしで寝られたのはじつに素晴らしい。

 苦手な採血はいつもそっぽを向いてやり過ごすのだが、針が刺さってゴムが緩んだタイミングで看護師さん(女性)問いかけてきた

 「あの、エレキさんてずっとこの街?」

 「そうですよ」

 「じゃ、●小から●中?」

 「さいしょはそうでしたけど、途中から▲小と▲中ができたから、そっちに移って」

 「そうなんだ… わたしは●小●中。あ、エレキさんと歳がいっしょだから、もしかしてと思って」

 「じゃ、どっかでいっしょだったかもしれないですね」

 「ホント… じゃあ、××君て覚えてない? **君は?」


 まったく予期しなかった「北の国から」的な展開だが(←それにしても「ずっとこの街?」って)、こっちはなにしろ無事に採血が終わってほしい一心、××君や**君なんかどうでもいいきゃらっ! てな心境で終始そっぽを向いたまま。終わってようやく看護師さんの顔を見たら、見覚えのあるようなないような、化粧っ気はないけど化粧水はたっぷり塗っているのかツヤっとした顔は、よくいえば凉子先生(原田美枝子)のような雰囲気も。しかし生活に疲れている雰囲気ありありで、その歳で独りで苦労しているのか、もしかして男運が悪いとか? などと余計な想像を… それがこの秋の、健康診断での出来事だったわけで。

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