舛添都知事政治資金問題の整理。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　舛添都知事の政治資金問題はなんだかもうヒステリックにギャンギャンあれしちゃってるけれど、きちんと問題点を整理して、冷静かつ論理的に追及するべきなのではないか。「都民の血税の無駄遣い」って、本件はそういうことなの？　まぁこちとら都民ではないので、関係ないだろってことかもしれないが。

　政治資金の収入側は大きく３種類、一つ目は寄付、二つ目は政治資金パーティー収入である。すると、不適切な用途に政治資金を使ったことについて謝罪すべき相手は寄付してくれた、パーティー券を買ってくれた個人・企業・団体となる。

　三つ目の収入源は政党交付金だが、舛添都知事は無所属だからこれはもらっていない…　あ、違うの？　え、昔の？　いずれにしても、そうなるとこれは国民の税金であるから、もはや都民・都議会の問題ではない。このように整理したうえで「政治資金で回転寿司ぃ？　ふざけんな！」とヒステリックになるもよし、「都知事辞めろバカ野郎！」と叫ぶのもよし、他道府県民も含む国民全員で。そうすれば「不適切な支出の分は返金し、慈善団体に寄付する」、「給料をカットする」というのがまったくの筋違いであるのもよくわかるというもの。