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いろいろあったが結局はスカイのステージ。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第11ステージ、わずか108.5kmのコースに詰め込んだ超級→超級→2級→1級の山頂ゴール。構図は20人程度の逃げとメイン集団、この日起こった出来事は

逃げ集団:

●最初の超級ビザンヌ峠を山岳ジャージのアラフィリップが獲る

●次の超級プレ峠、2級ロズラン峠はフォルチュネオ・サムシックのアシスト、ジェスベールとモワナールがペースを作って(←そんなことができるの!)バルギルに先頭で通過させる

●最終の1級ラ・ロジエール峠でニエベ(ミッチェルトン・スコット)がアタック! フラムルージュでは追走に30秒差でステージ優勝は決まったか

メイン集団:

●スカイの列車がコントールするところ、54km地点でバルベルデが単独アタック! 51km地点で前から降りてきたソレル(←現代のインデュライン by 浅田監督)と合流、一時は集団に1分以上の差をつける

●2級山頂手前でペリツォッティ&ニバリがスカイの前に出るシーンあり

●2級を越えたあとの下り、前から降りてきたアンデルセンをアシストにデュムランがアタック

 まぁこのようにいろいろあったものの、ゴールまで残り5km地点でメイン集団からGが単独アタック! 前を行くデュムランと合流し、単独先頭のニエベにフラムルージュで30秒まで詰め、そこからがつーんと加速。なんとニエベを交わしてステージ優勝&マリア・ローザ!

 その後ろでは、ダニエル・マーティンのアタックに反応したフルーム。互いを見合うバルデ、ニバリ、キンタナ、ログリッチェらを置き去りに。この結果首位ゲラント・トーマス以下の総合順位は

  2位:フルーム        1分25秒
  3位:デュムラン       1分44秒
  4位:ニバリ         2分14秒
  5位:ログリッチェ      2分23秒
  6位:クルイシュヴィック   2分40秒
  7位:ランダ         2分56秒
  8位:バルデ         2分58秒
  9位:キンタナ        3分16秒
 10位:ダン・マーティン    3分16秒
 11位:バルベルデ       4分28秒


 カヴェンディッシュ、レンショー、キッテル、リック・ツァベル(注)がひっそりとタイムアウトで失格となり、スカイのエースはいったいどっちなのか喧しい状況下、迎えるアルプス最終日は超級山岳3連発、ゴールはラルプ・デュエズ!!

(注)制限時間のわずか5秒遅れでゴールしたツァベルだったが、道中メカトラに見舞われた際サポートカーが遠く離れていて相当の時間ロスしたことを理由に、コミッセールが助命措置を講じて失格は取り消しに。それにしてもツァベルの息子は以前BMCだったのに、いつの間にカチューシャに移籍していたのか! 
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