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ブエルタ第18ステージ、ワライス見事逃げ切り勝利。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ブエルタ第18ステージ、平坦。残り5km、逃げ粘っているのはイェーレ・ワライス(ロット・ソウダル)とスヴェン・エリック・ビストラム(UAE)の2名、集団とのタイム差は30秒あまり、逃げきれるかどうかは極めて微妙。

 残り2km、タイム差は20秒に縮まる。駆け引きを始めたらあっという間に集団に飲み込まれる… というのにワライス、先頭交代を拒否してビストラムの後ろに貼り付く(←この度胸を解説のクリムラさん絶賛)。前に出されたビストラム、セオリー通りコース右端を進みながら、メイン集団の位置とワライスの仕掛けのタイミング、両方が気になって何度も後ろを振り返る。フラムルージュを過ぎて残り500m、集団からサガンがロングスパート、これをヴィヴィアーニが追い上げる。前では残り200mでビストラムが踏み込むところ、これを交わしてワライス! 脚の残り具合が全然違う、そのまま1位で入線。後続がタイム差なしで雪崩れ込んでくるが、2位:ビストラム、3位:サガン、4位:ヴィヴィアーニ。ということはいいですか、ワライスだけでなく、ビストラムも見事逃げ切ったのだ、じつに素晴らしい!(注)

(注)2010年ジロの第5ステージ、ジェローム・ピノー(クイックステップ)、ジュリアン・フシャール(コフィディス)、新城幸也(ブイグテレコム)の3名の逃げを思い出す。ベテランのピノーに利用された形でステージ3位だった新城だが見事逃げ切った、ちなみに4位(つまりメイン集団先頭)はタイラー・ファラー(ガーミン)、タイム差は4秒だった

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