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切手の買い取り。

 夕べも今朝も頭痛なし。
 
 子どもの頃に集めていた切手が捨てられずにずーっとある、分量にしてストックブック3冊分くらい。おじいちゃんが協力してくれたこともあり、子どもにしてはまぁまぁのコレクション。切手趣味週間シリーズで日本の名画を覚えたり、国立公園・国定公園シリーズで各地地名を、東京オリンピックシリーズで各種競技を覚えたり。ほかにも国宝、文化人、昔話、祭り、花、鳥、魚介などいろいろなシリーズがあって、勉強にもなった。

 このまま持っていても仕方がないので、買い取ってくれるところはないかとネットで検索してみるとただちに、「大手買取3社」というのがヒットする。「切手を売るなら今がチャンス!」とか「切手に詳しいスタッフが丁寧に査定」などの文句に合わせて、数十万円になったケースなんかが紹介されているが、そんなわけないだろと。さらにサイトをよく見てみると、これらの会社は切手や古銭だけでなく貴金属、宝石、ブランド品、時計、骨董品、金券などなんでも扱っていることが判明。

 ちゃんとした話を聞きたいのであれば、と新橋にある専門店を見つけてメールしてみたところ、さっそく返信あり。要点は

●戦前・戦中の切手は種類・状態で買い取り価格が大きく異なる
●戦後の切手は、「見返り美人」や「月に雁」など一部を除き、ほとんどのものが額面以下での買い取り
●小型シート・バラの切手は額面の60%
●したがって、切手を使う機会があるならご自身でお使いになる方がよろしいかと

 この簡潔にして明快なプロらしい返答ぶり、う〜んシビれる! 大手3社がウソつきだということもよくわかって、じつに気持ちがいい。「見返り美人」も「月に雁」も持ってないことだし、じゃぁこのまま置いといて、孫でもできたら見せてみたら面白いかも。
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