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ヴィヴィアーニ、降着になる。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ジロ・デ・イタリア第3ステージ、4級ひとつのド平坦コース。放送が開始されるや、初山翔(NIPPOヴィーニファンティーニ)の単騎逃げが映る。これ、「逃がされている」ことが理解されていなかった十数年前の我が国なら実況もネットも大騒ぎだっただろうが、さすがに今ではいい意味で静観されつつ、残り70kmで吸収されるまで国際映像を独占する素晴らしい仕事ぶり。

 以降、新たな逃げが決まることなく集団のままゴール前。まず、最終発射台ゼーリッヒの後ろからアッカーマンが飛び出すが、これはちょっと早すぎた。ワンテンポ遅らせて番手からヴィヴィアーニが踏み込む、アッカーマンを差し切り、フェルナンド・ガヴィリア(UAE)の追撃を抑えて1位入線。

 しかし後刻、これが降着になるとは! 空撮映像では、左に流れながら加速するヴィヴィアーニがトレックの選手の前をカットしている。ただこの選手も、怒りのジェスチャーも特段ないままゴールに流れ込んでいるので、決定的な不利を被ったものではないとの印象だったのだが。トレックのスプリンターといえばニッゾーロだが、今年からディメンションデータに移籍しちゃってるじゃないの! マッテオ・モスケッティ、22歳イタリア。なるほど、同国チャンピオンジャージを着る大先輩が相手では、「ジャマしやがってコノヤロー!」のアピールもしづらかったわけか。

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