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計算上はこのままカラパス。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ジロ・デ・イタリア第20ステージ、2級→1級:マンゲン峠(改チマ・コッピ)→2級→2級とこなして、最後は1級山岳モンテアヴェーナの山頂ゴール。この日起きた事件は2つ、まずラスマイの2級:クローチェ・ダウネの登りで尻を押されたログリッチェ。近年まれに見るほど長時間押し続けたチェレステ色のTシャツ(←ビアンキの?)の観客、これを振り払うジェスチャーをしないログリッチェ、一部始終が国際映像にばっちり映った。のちに課されたのは10秒のペナルティ、この程度で済んだかというかんじ。

 最後の1級の登り、残り6km地点。ミゲル・アンヘル・ロペスと並走しようとした観客が、前にいた別の観客にぶつかって転倒。そこに突っ込んで落車するロペス、このバカ野郎を殴るロペス、2発! 3発! リスタートはしたものの集中力が切れてしまったのか、2分近く遅れてゴールすることに。なお本件、失格になってもおかしくはなかったが… ペナルティは課されず。

 ログリッチェは最後の登りで遅れ、前日まで総合4位だったランダを3位に上げて表彰台に2人乗るために、マリア・ローザ自らがレース先頭で引くシーンも。意気に応えてゴール前で踏み込むランダだが、これをかわして先頭でゴールしたのはビルバオ(アスタナ)、今大会ステージ2勝目。

 最終日を残しての総合順位はカラパス以下、2位:ニバリ(1分54秒)、3位:ランダ(2分53秒)、4位:ログリッチェ(3分16秒)。カラパスとニバリのタイム差はじつは、第14ステージ終了時点から縮まっていないのである、すごいぞモビスター! 問題は、カラパスってどの程度T.T.が遅いのかだが…

●第1ステージ  8km

 ログリッチェ 12分54秒:ステージ 1位
 ニバリ      +23秒:ステージ 3位
 カラパス     +47秒:ステージ14位

●第9ステージ 35km

 ログリッチェ 51分52秒:ステージ 1位
 ニバリ    +1分05秒:ステージ 4位
 カラパス   +1分55秒:ステージ11位

 そうでもないじゃないの? 最終日のT.T.は17km、第1ステージの倍もしくは第9ステージの半分、いずれにしても計算上はこのままカラパスの総合優勝だが… なにがあるかわからないのもロードレース。

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