伊藤祐靖「邦人奪還: 自衛隊特殊部隊が動くとき」(新潮社)
夕べも今朝も頭痛なし。
著者の経歴を持ってして初めて書ける圧倒的リアリティ、傑作である。とりわけ印象的なのは、作戦準備段階でのブレインストーミングのシーン。能力の高いもの同士のコミュニケーションの有り様・実体を、じつに見事に書き切っている。
しかしながら、このラストはなんだ! フツーに終わらせると主人公がカッコよすぎるから? いや、むしろ幻滅を覚えるほどのグダグダのエンディングで、作者の意図がまったくわからない(笑)
著者の経歴を持ってして初めて書ける圧倒的リアリティ、傑作である。とりわけ印象的なのは、作戦準備段階でのブレインストーミングのシーン。能力の高いもの同士のコミュニケーションの有り様・実体を、じつに見事に書き切っている。
しかしながら、このラストはなんだ! フツーに終わらせると主人公がカッコよすぎるから? いや、むしろ幻滅を覚えるほどのグダグダのエンディングで、作者の意図がまったくわからない(笑)