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展開の綾、勝負のタイミング。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第12ステージ、平坦。13人の逃げにアラフィリップがいるならカヴでスプリント勝負はなし、集団とのタイム差は10分以上に開いて逃げ切り容認。

 ここからの展開の綾はじつに面白かった。残り40km地点でシュテファン・キュング(FDJ)、イマノル・エルビティ(モビスター)、ハリー・スウェニー(ロット・ソウダル)、ニルス・ポリッツ(ボーラ)の4名が抜け出した際、残り9名が一瞬見合ってしまう。しばらくしてアラフィリップが追走に出るものの、30秒先に行かれていて追いつけない。

 残り15km過ぎ、実績&脚質不明のスウェニー(23歳・オーストラリア)の仕掛けにキュングがチギれて先頭は3名に。そして残り12km、スライトリー登り勾配の区間でポリッツが単独アタック! まさにフルガス、そのまま独走でフラムルージュに差しかかる、ヘルメットをポンポンポンと3回叩いて信じられないと首を振った。

 サガンDNSのボーラに勝利をもたらしたポリッツ(27歳・ドイツ)、2019年のパリ〜ルーベでジルベールの2着した選手。←このときはカチューシャ所属、残り14kmからジルベールと2人でレース先頭に立ったが貫禄が違い過ぎた。道中もヴェロドロームでも終始前に出され、ゴールライン手前で大先輩にキッチリ差し切られる。あのときの2位表彰台でもトレードマークの真っ白な歯が素敵だったけれど、今日のステージ表彰ではひときわ輝いていたね!

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