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策士の策、通用せず。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第17ステージ、後半に1級→1級と越え、最後は超級山岳の山頂ゴール。その最後の超級、山頂まで残り8km地点でマイカが引き終わると同時にポガチャルがアタック! 総合2〜4位が反応するが、しばらくして2位:ウランがチギれて3名に。

 50秒後ろからゴデュが追ってくる、区間優勝やボーナスタイムも欲しいならその差を詰められたくはないところ、ポガチャルとヴィンゲゴーが協力して先頭を交代するものの、キツい様子のカラパスは徹底して付き位置を決め込む。←それまで外していたサングラスをかけ直したのは、表情を読まれないようにするためか? 一方、キミこそ付き位置で、ライバルの仕掛けを潰していくだけでいいのに、再三先頭に出て揺さぶりの加速を見せるポガチャルのレース運びも不可解。

 それにしても、過去にジロ総合優勝を成し遂げた先輩がまさか、これで最後の最後にアタックするなんて破廉恥な(もとい、プロに徹した)ことは… と世界中が思っていたところ、フラムルージュ手前でがつーんと踏み込むとは! すかさずポガチャルがマークに付き、一旦は遅れたヴィンゲゴーも残り200mで追いついて改めて3人の勝負に。「カラパスの走りはブラフ」「そのうちアタックしてくるだろう」、実際アタックしたときは「なんとしても逃すものかと思った」とは後刻のインタビュー、マイヨ・ジョーヌを着てポガチャル見事ステージ優勝。区間2位は最後にカラパスを抜き返したヴィンゲゴー、ゴールライン前後で「恥を知れコノヤロー!」とばかりに2度後ろを振り返った。

 この結果、総合はポガチャル以下、2位:ヴィンゲゴー(+5分39秒)、3位:カラパス(+5分43秒)、4位:ウラン(+7分17秒)、5位:ベン・オコーナー(+7分34秒)、6位:ケルデルマン(+8分6秒)、7位:マス(+9分48秒)、ここまで10分。

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