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マテイ・モホリッチ、渾身のダウンヒル。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ミラノ〜サンレモ、集団をコントロールするのはワウトのユンボとポガチャルのUAE、逃げとのタイム差は6〜7分で推移。ただしUAEは、ポガチャルと思わせておいて実は… の作戦もあるかと思ったところ、チプレッサでフォルモロが引き倒し、ポッジオの登り口でウリッシが牽引。オオ〜やはりポガチャルなのか!と思った瞬間エースがアタック! アタック!! アタック!!! アタック!!!!

 激アツのアタック4連発をワウトとマチューが潰しながら頂上目前、ここでクラーウアナスン(DSM)がアタック。早仕掛けからの独走が持ち味のこの選手を逃してはならないとポガチャル、ワウト、マチューが追って、4名が抜け出す格好でポッジオの頂上を通過する。続く下り区間、後ろから飛んできた白基調のウェアはスロベニアチャンピオンジャージ、残り4.5kmで追いつくなりそのまま単独アターック!

 そこからの攻めはじつにすごかった。コース左の溝に一瞬落ちたのはバニーホップで復帰、沿道の民家の石造のプランターぎりぎりでコーナーを立ち上がる、まさに渾身のダウンヒル。フラムルージュを過ぎ、最終右コーナーにファンが立てているスロベニア国旗だが、ポガチャルでもログリッチェでもない、先頭でやってきたのはマテイ・モホリッチ(27歳・バーレーン)、後続に2秒差をつけて逃げ切ったとは天晴れ!

 2位:アントニー・テュルジス(トタルエネルジー)、3位:マチュー・ファンデルプール、レースを作ったユンボとUAEは表彰台を逃す結果に。東京五輪で痛めた腰の影響で休んでいたマチュー、今季初レースがモニュメントで表彰台とはマンガでも描けない。

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