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イェンス・フォイクト、赤ゼッケンで凱旋する。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第20ステージ、クインターナ(モビスター)がステージ優勝に加え、新人賞と山岳賞も決めるという感動の結末。なお、クインターナとフルーム、ホアキン・ロドリゲスの3人が熾烈なステージ優勝争いを繰り広げる一方で、ズブズブに下がっていくコンタドールを見るのはせつなかった… ブエルタには出ず、来年のツールに向けて準備を始めるとのコメント。ぜひともまた、強いところを見せてもらいたい。

 なお、最後の超級山岳の途中まで単騎で逃げ続けたイェンス・フォイクト(最年長41歳、レディオシャック・レオパード)の超人的ながんばりに解説のイイジマさんが「こういうのを見ると、わたしも早く帰ってローラー踏みたくなりますよ!」 ←う〜ん、わかる。自転車乗りならではの、じつにいい発言だなぁ。

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頼むコンタドール先頭で。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ルイ・コスタが2度目の逃げ切りを決めたツール・ド・フランス第19ステージ、総合争いは何も起こらず。もはや焦点は表彰台の2位・3位争いか… 現在総合2位のコンタドールから、3位クインターナは21秒遅れ、5位ホアキン・ロドリゲスは47秒遅れ(4位クロイツィゲルは同チーム)。う〜ん際どい… まさかコンタドールがかわされるなんてことは… いやいやそんな心配よりも、本日はアヌシー・セムノスの超級山岳頂上ゴール、これで全てが決まるって最後のステージ。頼むコンタドール先頭で、例のあのポーズを見せてくれ!

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ライダー・ヘシェダルのサングラス。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 史上初、ラルプ・デュエズを2回上るツール・ド・フランス第18ステージ、残り6㎞地点でマイヨ・ジョーヌが右手を上げた。すかさずリッチー・ポートが下がって画面から消え、戻ってきてフルームに渡したのはエナジー・バー。ハンガー・ノックとは痛恨のミスだが、肝心の(?)コンタドールはこの局面の前にすでにチギれてしまってるんだからどうしようもない、総合タイム差5分11秒はいくらなんでも挽回不可能。

 本日の第19ステージ、さきほど解説のクリムラさんが、ライダー・ヘシェダルがかけている妙〜なサングラスはスウェーデンのスポーツサングラス・メーカーだと言っていたので調べてみたことろ、「POC」というブランドであることが判明。HPで製品ラインナップを見ると、なん〜だかレトロなデザインのものばっかり。今大会でヘシェダルがかけている白フレーム・黒レンズ・ナス型のラッパーみたいなそれは「DID」というモデル、1,600スウェーデン・クローナは… 約2万5千円ってけっこういい値段。

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"Loser" hand gesture.

 夕べも今朝も頭痛なし。

●コリー・モンティスさん(31)の死因はヘロインとアルコールの同時摂取。額に右手で「L」のハンドサインを主演俳優自ら体現するとは… これが〜、先週までの”glee”!

●NHKは「コスタ」だったは!

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コンタドール、今大会初めてアタックする。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第16ステージ、容認された逃げ集団からルイ・コスタ(モビスター)が単独で抜け出しゴールに向って爆走しているところ、11分後ろのプロトンではコンタドールが最後の2級山岳の上りでアタック! アタック!(その2) アタック!(その3) その合間に入れ替わりでロマン・クロイツィゲルもアタック! 残念ながらことごとくリッチー・ポートに潰されはしたものの、ああーこういうのが見たかったんだよわれわれは!

 山頂を越えた下りでコンタドールが落車、これを避けようとしたフルームもメイン集団からわずかに遅れるが、またもリッチー・ポートが先導。この2人の後ろを追いて行ったコンタドールに対し、集団復帰寸前にフルームが「(ちょっとは)引けよ」のジェスチャーをしたところ、見ていた妻が激怒して「コンタドールがアンタなんかの前に出るわけないでしょ!!」

 ところで、ステージ優勝したルイ・コスタ(26、ポルトガル)のフルネームはルイ・アルベルト・ファリア・ダ・コスタ。初期の頃の実況では「ダ・コスタ」と呼ばれていたが、その後「ルイ・コスタ」になり、夕べの実況:谷口は「ファリア・ダ・コスタ」と呼んでいた。こうなると、NHKではなんと呼ばれているのかも気になる。

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全米大ヒット学園ドラマ。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ドラマ「glee」の主役のひとり、フィン・ハドソン役の俳優が亡くなって中3の長女がっくり。この訃報は一昨日の日経新聞に「コリー・モンティスさん(31)死去 『グリー』出演」とあって、 ん?モンティスさんてどの役だっけ え、わかんない じゃiPhoneで調べる… うぇえ〜フィンだよ、フィンが死んじゃった!! と大騒ぎ。死因は今のところ不明なるも、彼はヤク中だったんですと、しかも13歳の頃から(←オイオイ)。

 なお、なにしろ「全米大ヒット学園ドラマ」なんだから、日本のニュースはともかくCNNならと思って見ていたけれど、本件特段報じられなかったのは意外。元CIA職員、黒人少年射殺の無罪判決、アシアナ機、エジプト、ロイヤルベイビーなど注目ニュースが多かったからか、それとも↑の表現はじつはちょっと大げさ過ぎるのか?

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子泣きアタック。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 追い込まれた小さい子どもが「うぇ〜ん!」と半ベソかきながら両腕をグルグル回す、夕べのフルームのアタックはまさにそんな感じ、名付けて「子泣きアタック」。

 ツール・ド・フランス第15ステージ、「魔の山」モン・ヴァントゥー頂上ゴール。残り7㎞の地点で残ったのはフルーム、リッチー・ポート、コンタドールのわずか3人。2対1なんだからフルーム絶対有利、行けるところまでポートに引かせながらコンタドールから目を離さず、相手のアタックに反応していきさえすればいい局面… にもかかわらず自らアタックするって、一体どういうこと? しかも、重いギヤに入れるでもなくそのまま全力でいってるもんだから、ゼンマイのおもちゃが壊れたみたいな異常なまでの高ケイデンスで、見ていたこっちもなんだか引き気味で。

 一人飛び抜けて強かった夕べのクリス・フルーム、間違いなく英雄誕生の瞬間を目撃したのだろうが、今ひとつしっくり来ないのは彼のアタックが、過去の歴史的名勝負をキメた数々のアタックのどれにも誰にも似ていないせいでか。その不気味さに、画面で見てても「うっわ、なんだコイツ?!」と背筋がサムくなったんだから、目の前でヤられたコンタドールの心中やいかに。

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ペタッキ → カヴェンディッシュ。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 夕べのツール・ド・フランス第14ステージ、容認された逃げ集団のスプリントを制したマッテオ・トレンティン(オメガファルマ・クイックステップ)はカヴェンディッシュのトレインのラスト2枚目。つまり最終発射台ステーグマンスにつなぐ役… なんだからスプリントの脚はあるはずだよ! 

 で、そのオメガファルマが、引退したはずのアレッサンドロ・ペタッキと契約、8月から始動だと。カヴのアシスト、トレインの補強だと、こりゃスゲー!

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ツール・ド・フランス第13ステージ、「永久保存版」。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第13ステージ、総合勢にとっては単なる移動日とも思えた平坦ステージに強烈な横風が吹き荒れたせいで、順位が大きく動くことになろうとは。ロードレースのいちばん奥深いところを見ることができた、ある意味「永久保存版」なこの日のステージ。

 序盤、オメガファルマ・クイックステップが集団先頭でがつーんと引き始めるとプロトンが3つに分断、前日カヴエンディッシュが屈辱的な負けを喫したキッテル(アルゴス・シマノ)が第2集団に取り残されたのでオメガファルマ全力で引き倒す。

 中盤、パンクで遅れたバルベルデをチームメイトが戻そうとするがかなわず、第2集団に吸収される。すると総合3位のモレンマを擁するベルキンが出てきてオメガファルマとともに第1集団を引き倒す。「ウチはモビスターが第2集団に下がったことをもって引き始めたのであって、パンクにつけ込んだのではない」とはベルキンの監督のコメント、総合2位だったバルベルデはこのステージでじつに10分を失い総合争いから脱落、1回のパンクで全てを失うとはツール恐るべし。

 終盤、第1集団の先頭に固まったサクソ・ティンコフが横風をものともせず突如加速、これに遅れを取ったのがマイヨ・ジョーヌ! キッテルを、バルベルデをちぎってきた第1集団の構成チームであったスカイが、同じ手法でこんどは自分たちがやられるとは… この結果、フルームは総合タイムでモレンマ、コンタドールらに1分09秒詰められた。

 それにしても、フルームの側にアシストが固まっていなかった瞬間を突かれたのは明らかに油断。キリエンカに続き、第12ステージ・ゴール前の集団落車による骨折でボアッソン・ハーゲンも失ったチーム・スカイ、どうなる今日明日の山岳ステージ。

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セールストーク。

 夕べも今朝も頭痛なし、よかった。

 この猛暑の中、ガレージで「ザ DAVE FROMM SHOW」を聞きながらローラーを踏んでいたら(←やめなさい!)馴染みのデパートの担当者が来た、おばちゃんを連れて。「あ、ちょっとタイミング悪かったですか?」と言うので、「いや、構わないですよ。暑いし、だいぶ踏みましたし」と自転車を降りた。

 「じつは今日は、最近流行の『電解還元水』の担当の者を連れて来たんです(ご興味ないでしょうけれどすいません)」

 「へぇ…(ホント、ぜんぜん興味ないですけど)なんか、身体にいいってやつですか」

 「ハイ! そうなんですワタクシ、担当の××と申します初めまして」

 「どうも、お世話になります」

 「で、さっそくなんですけどご主人、われわれ現代人は普段の生活の中で、思いっきり汗をかくことなんてなかなかないじゃないですか」


 …目の前で、滝のように流れる汗をタオルで拭っている人間に向ってそのイントロじゃなぁ。セールストークはパターンをいくつか用意しとこうね、ハイご苦労さん。

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