二次会コース。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　既述の「札幌駅南口広場サマーフェスタビアガーデン」は入り口でチケットを買い、すぐ隣の厨房テントで引き換えにビールとつまみを受け取って、好きなテーブルにつくというシステム。そこに、ファイターズのユニフォームを着てメニューを持ったおねえさんが巡回してきたのでおかわりの注文ができるのか問うと、手持ちの機械を示しつつ「チケットはこれから出るんですけど、ビールそのものはセルフなんですよね」

　↑東京辺りで標準語だと、言い方によっては客が不愉快になる恐れもあるが、北海道のイントネーションで言われると何ら問題がないのが不思議だ。特に大事なのが最後の「なんですよね」の部分。


　そのあと、弟夫婦とススキノのカラオケボックスに行った。歌い終わってフロントで会計をしていると、そばの大きなモニターにひと昔前のサザンの映像が。「おっ、サザン」「やっぱ病気する前は違うな」「今はちょっと気の毒で、見ててもなんだかノッてこないし」「じゃ、こんどサザン歌おう」などと話していたら、会計をしてくれていた店員が「お客様！　こんどとおっしゃらず今からドウですか、二次会コース！　午前５時までのお得な定額料金でご案内できますけど！」

　↑すげぇ。ある意味感動した。さんざん歌って、会計して帰ろうとしている客をもういっぺん呼び込もうというこの根性、彼は今後伸びるに違いないと確信。