日の丸ジャージ、逃げに乗る。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　ツール・ド・フランス第５ステージ、新城幸也が逃げに乗る。２００㎞以上も逃げ続けた日の丸ジャージ、残り１０㎞地点で吸収されたときにはため息が出た。

　ゴールスプリントをブッちぎりで制したカヴェンディッシュの後ろで起きたとてつもない落車について、録画をコマ送りで見てみた。オメガファルマ・クイックステップのトレインはシャヴァネル、トニ・マルティン、クヴィアトコウスキーらが交互に引いて、残り２㎞の時点でテルプストラ、トレンティン、ステーグマンス、カヴの並び。残り500mまで引いて最終発射台ステーグマンスに引き継いだトレンティンが集団の中をスーッと下がっていく（←というかみんなに追い越されて行く）際に、後ろからきたFDJのブアニがハスッたのか左に吹っ飛んだ。後続が次々とコケながら折り重なって行き、一番下でピクリとも動かないブアニ。そのそばで体育座りの格好で呆然とするマキシム・ブエ（AG2R）。

　割り込むスペースを探すのに左右に気をとられ、正面がおろそかになったのかどうなのか、VeloNewsによればブアニは背中、足、肩の検査のため病院に。ブエに至っては腕を骨折したことが判明し、無念のリタイヤ。