黒の模造紙。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　中３の長女が理科の自由研究を提出するなり先生に、「これを選びます」と言われたとのこと。ついては、部分的に膨らませつつ写真なども貼ったりしながら模造紙にまとめてもらいたいと、それを市の理科展に出すとのこと、ちっ。受験勉強があるのに余計なことを…　という本音はさておき、やるからにはビシッとやる。この場合、黒の模造紙に白のペンで書くのが鉄則。圧倒的に見やすく、インパクトがあって入賞の確率もアップ間違いなし。

　しかし、最寄りの田舎デパート、駅ビル、およびホームセンターの文具コーナーを回ったけれど、どこも模造紙はあっても黒はなし。途方に暮れつつダメモトで、馴染みの自転車店とならぶ商店街の老舗中の老舗、いまもひっそりと営業を続けている「タグチ文具店」に行ってみた。中学生のとき以来、じつに３０年ぶりに店に入ったところ、当時オバサンだった店主がバアサンになって（失礼）そのままそこにいた。「黒の模造紙おいてますか？」と問うたら「ございます」と。即答だもん。恐れ入りました。多めに５枚買って帰宅、いま長女がそれに書いている。