４１歳、史上最年長のグンランツール・チャンピオン。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　ブエルタ・ア・エスパーニャ第２０ステージ、最大勾配が２０％を越える、地獄の激坂アングリルの頂上ゴール。残りまだ７㎞もあるのにニバリがアタック！　しかしこれを首位ホーナー（レディオシャック・レオパード）が潰す。前日終了時点での２人の総合タイム差はわずかに３秒。

　↑のあと続けて４回、５回と仕掛けるニバリのアタックをことごとく潰していくマイヨ・ロホ…　そして、最後の最後でアタック１発、ニバリをブッちぎってステージ２位でフィニッシュ。終わった…　驚異の４１歳、史上最年長のグンランツール・チャンピオンの誕生を見た。

　それにしても、今大会の若手選手の活躍には目を見張った。このステージで勝ったケニー・エリッソンド（FDJ）は２２歳。第１３・１６ステージ優勝のワレン・バルギル（アルゴス・シマノ）は２１歳、第１５ステージ優勝のアレクサンドル・ジェニエ（FDJ）は２５歳。で、この３人ともがフランス人なの！　順調に育って、東京オリンピックに来てもらいたい。