電力線搬送通信（Power Line Communication）。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　LINNのDSMは手持ちのAVアンプと置き換える。つまり居間の、テレビ台の中に格納する。幸いなことにルータも居間にあるので、ルータとDSMの、LANケーブルでの有線接続はなんら問題ない。

　一方、パソコンは書斎にあって、ウチは邸宅であるために居間と書斎はとても離れている。とりあえずNASの導入は見送り、iMacに取り込んであるCDリッピングデータを再生する環境構築から始めることとしたいが、安定的な音楽データの転送にはパソコンとルータの間も有線での接続が「強く推奨される」ところ、まさか廊下にLANケーブルをずーっと這わせるわけにはいかないよな…　とLINNに聞いてみたところ「あ、でしたらPLCで」。

　な、な、なんじゃいこの、とてつもなく便利な仕組みは！　しかもこの技術、2007年頃にはもう製品化されてたの？　世の中無線LANのことばかり言っているけれど、ウチは邸宅であるために（←もういいって）隅から隅まではなかなかカバーできず、より強力なルータに２回ほど買い替えてきた経緯あり、もっと早くに知っていれば…。ただ、これがあまり普及していない（←そうなのか？）のは、なにか重大な問題点があるのかもしれない。あるいはなんかこう、電気の線を通信なんかにタダで使われちゃ利権的にかなわん！という勢力の陰謀とか。いずれにしても、PLCアダプタの２個セットのが１万円ちょっとだから、とりあえずやってみることとする。