軽減税率の財源。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　消費税の軽減税率導入のために財源がいると。生鮮食品で４千億円、加工食品すべてにまで広げるなら１兆円の財源が必要だと…　待て待てコノヤロウッ！　これからの税率引き上げで、これから増収となる消費税の話に、なんで「財源」がうんぬんされるのか。

　増収見込み分はすでに使い道を決めちゃってるということなんだろうが、だとしてもだ。全品目８→１０％に引き上げた場合の増収見込み額はいくらなの、５兆円？　だったら、その５兆円でやろうとしている様々な事業の、プライオリティ（←つけてるんだろうな？）下位から４千億円分をヤメますつうだけのことだろうよ。加工食品まで広げるなら、取りやめとする事業はさらに６千億円増えて都合１兆円分になりますと。これには医療だ福祉だ介護だなんだかんだの事業が含まれており、やめざるを得ないのは遺憾ではあるけれど、それよりも生活必需品の消費増税回避が国民生活に資すると考えておりますと、与党はこう言うのがスジじゃねーか。家計だってアテにしていた収入が減ったらその分、買いたかったものをあきらめるだろうよ。そこらへんの説明一切なしに、「財源」確保のためにたばこ税の増税だ国債発行だと、バカも休み休み言いやがれ！