デルタ・インテグラーレのリセットカー（イタリアンバージョン）。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　インスタでフォローしているインテグラーレ関連で最近ヒットした緑色のデルタの画像、横から見ると後ろのドアが潰されて２ドアになっている。フロントはグリル周りからバンパー、スカートまでカーボン、鼻先がぜんぶ黒いとなんだかベータ・モンテカルロのような雰囲気。

　これは一体なにかと「Delta Futurista」の文字を頼りに検索してみると、どうやら先日の車検の際に馴染みのイタ車専門店の社長から聞いた、イタリアの工房が手がけたリセットカーである模様。オリジナルのシャシーをベースとしているとはいえ、ボディパネルはアルミとカーボンを多用して90kg軽量化、サスはダブルウィッシュボーン、最高出力330馬力。なるほど、これは確かに社長が「ウチのより徹底〜的にやってます」とおっしゃった通りだが、値段がなんと30万ユーロ。

　↑この価格でも販売数の見込みが立つからやるわけであって。あの時代しのぎを削っていた他のクルマ、すなわちセリカ GT-Four、フォード シエラ RSコスワース、スバル レガシィ、ギャラン VR-4なんかをリメークしたところで3500万円で買うやつなんかいるわけないんだし、それだけインテグラーレが伝説的な存在であるということか。

　なお、ジェレミー・クラークソンがこのクルマと一緒に写っている写真もあり、もしかしたら「The Grand Tour」で紹介されるのかも。