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ジルベール、4つ目のモニュメントを制す。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ルーベの競技場に先頭で入ったのは2名、ジルベールとニルス・ポリッツ(カチューシャ)。今年もヴェロドロームにジャンが鳴り、マッチスプリントを制したのは36歳の元世界チャンピオン。一昨年、ナショナルジャージを着てロンドを勝ったのも記憶に新しい、これで制したモニュメントは4つ、残すはミラノ〜サンレモのみ。


 この日は逃げができても1分以上はタイム差が開かない、終始落ち着かないレース展開。終盤、先頭集団はジルベールとランパルト(クイックステップ)、サガン、ポリッツ、ファンマルケ(EFエデュケーションファースト)、ファンアールト(ユンボ・ヴィズマ)の6名。残り23km、セクター6(☆☆☆)でジルベールがアタック! サガンとポリッツが反応し、ランパルトは残り2名の様子を伺いながらだが、ここでファンアールトがついていけずに脱落(←ハンガーノックだったとのこと)。

 最後の5ツ星、セクター4:カルフール・ド・ラルブルを5人で越え、続くセクター3(☆☆)でポリッツがスルスル〜ッと抜け出しにかかる。すかさずジルベールがこれに飛びついたが、ああーなんとサガン追えなーい!! このとき「なにが起こったのか自分でもわからない」とあとで語ったディフェンディング・チャンピオンと、じつはメカトラを抱えていたファンマルケ(しかもバイクはラングフェルドの)が遅れ、この2名をランパルトが抑えでマーク。ヴァンアーベルマート、オリバー・ナーセン、トレンティンらが取り残されたメイン集団は1分以上後ろ、こうして2名が生き残ってルーベの街に突入。


 なおこのレース、ワウト・ファンアールトの根性には目を見張った。セクター19:5ツ星のアーレンベルクでパンク、エーンクホーンのバイクを借りて30秒のタイム差を単独で詰める。ようやくメイン集団に復帰し、タイミングを見て自分のスペアバイクに交換した直後の残り85km地点、緩い右カーブで単独落車! またも集団から遅れたシクロクロス元世界チャンピオンだが、再び復帰しただけでなく終盤での先頭6名に残るとは… マチュー・ファンデルプールとともに、近い将来大きいところを勝ちそうな予感大。

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