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アムステルゴールドレース、スーパースター誕生。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 昨日のアムステルゴールドレース、残り40kmを切ったところでアラフィリップ(クイックステップ)がアタック、これに反応したのはフグルサング(アスタナ)。この2名がレース先頭、20秒うしろの追走はクヴィアトコウスキー(スカイ)とトレンティン(ミッチェルトン・スコット)、メイン集団は1分後方で推移。

 追走2名は先頭2名に追いつくようで追いつかない、平坦部分で詰めても登りで離されるの繰り返し。残り5kmで45秒の差をつけられ、メイン集団はマチュー・ファンデルプールが引いているが差は1分のまま。これで優勝は前の2名のどちらかに決まった。

 と世界中の誰もが思ったところ、牽制し合うアラフィリップとフグルサングに、フラムルージュを過ぎたところでクヴィアトが追いついてきてしまい、これで3名のゴールスプリントに。ああ〜しかしカメラが捉えたのは、さらに後ろから迫ってくる10名ほどのメイン集団! そしてなんと、その先頭を引き倒しているのはオランダチャンピオンジャージ… おまえまさか、あれからずーっと引いてきたのか!?

 ゴール前300mで追いついて、自分の番手につけているサイモン・クラーク(EFエデュケーションファースト)も警戒しながらスプリント開始、残りわずか50mで前の3人を抜き去って先頭でゴール。アスファルトに仰向けに倒れて息を整えるマチュー・ファンデルプール、これを取り囲む何十人もの取材陣と関係者。初めて参戦した母国最大のワンデーレースでこの勝ち方、マンガじゃないんだぜ!

 先週水曜のブラバンツ・ペイル(UCIヨーロッパツアー)のゴール前、4名のスプリントを制したときも圧倒的に強かった。下した3人はアラフィリップ、ティム・ウェレンス(ロット・スーダル)、マイケル・マシューズ(サンウェブ)の面々! いったいどこまで伸びるのか、この驚異の24歳。コレンドン・サーカスが今週水曜のフレッシュ・ワロンヌ、日曜のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュに招待されていないのが残念でならない。
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