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ベッティオル、ロンドでプロ初勝利。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 残り18km地点、ラスマイのオーデクワレモントでアタックしたのはアルベルト・ベッティオル(EFエデュケーションファースト)、下ハンダンシングで最大勾配11.6%の石畳を突き進む。そのまま単独先頭で最後の石畳パテルベルグを越えて残り13km、追走集団とのタイム差は15秒。

 サガン、ヴァンアーヴェルマート、バルベルデ(!)、クリストフ、ランパルト、ユンゲルスら錚々たるメンバーの追走だが全員疲れ切っており、互いに牽制しあってきれいに回れない。タイム差は縮まるどころか20秒、25秒と開いていき、そのまま独走で逃げ切ってしまった25歳のイタリア人、なんとこれがプロ初勝利とは恐るべし! それにしても、先週のヘント〜ウェヴェルヘムが終わった時点で挙げた期待の4選手のうちから優勝者が出るとは、この眼力を競馬にも生かせないものか。

 その他気づきの点は

●期待のマチュー・ファンデルプール、残り60km地点で路肩の花壇をバニーホップで越えようとしたところ、着地でヒットして前輪を壊し、前方に一回転して落車! このレースもうダメかと思われたが、驚異の追い上げで残り40kmのコッペンベルグでメイン集団に復帰、最後の追走にも残って4位フィニッシュとは強すぎる!

●ステイン・デヴォルデル、39歳ベルギー。2008・9年にロンドを連覇(クイックステップ所属時代)したスーパースターはいまコレンドン・サーカスにいて、集団先頭でファンデルプールを引く姿に涙

●EFのエースナンバーだがE3での落車リタイヤ明けのセプ・ファンマルケ、左膝をテーピングで固めての出走。一時は逃げ集団にも乗ったが、ついていけずにメイン集団に下がると、こんどはベッティオルのために引く姿に涙

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