SSブログ

モレンマ、ベテランの勝負感。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第14ステージ、3級→2級→2級→3級→2級と越え、下ってゴール。容認された14名の逃げ集団、ラスマイの3級の下りでマイケル・ウッズが落車する。大事には至らずなんとか戻ることができ、逃げ集団が一旦落ち着いた、そのタイミングでモレンマ(トレック)が単独アタック! ゴールまで42kmを独走でステージ優勝とは、さすがベテランの勝負感。

 2017年大会・第15ステージ以来のツール2勝目、このときも逃げ集団からアタックして独走勝利、なるほどこの選手の勝ちパターン… ←とかこういうことを中継中にタイミングよく調べてアナウンスしろよ実況:足立!

 後刻アップされたトレックのチームカーの映像、モレンマの勝利を喜んでいる監督はポポヴィッチなのね!

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

メルクスのコメント。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 朝ごはんを食べながら日経を繰っていたところ、スポーツ面の隅っこにツールの記事が、Nooooooo! あわてて目をそらしたものの視野に入ってしまった見出しは「ポリットが第12S制す」 …前々日の結果じゃねぇか、あぶなかった! 自転車レースは基本無視の日経だが、ほんの10行くらいの記事を突然載せてくることがたまーにあるから油断ならない。しかし「ニルス・ポリット(ドイツ)」っていったい誰? それに、チーム名を書くのはマストですから、↑これじゃドイツ代表みたいだろうよ。


 ツール・ド・フランス第13ステージ、ついにメルクスの記録に並んだマーク・カヴェンディッシュ、今大会4勝目はツール通算34勝。それにしても、最終発射台のモルコフは完璧だった。ラスマイのバッレリーニがガツーンと踏み過ぎて先に行ってしまい、これを追うかたちでイヴァン・ガルシア(モビスター)が早めに踏み込み開始。←慌てず合わせてラスト50mでカヴを発射、ガルシアに軽く寄せながら自らも2位入線とは、じつに見事な仕事ぶり。

 「ワシの34勝はスプリントだけでなく山やTTもあるし、総合優勝5回、マイヨ・ジョーヌ着用96日の功績をみんな忘れてないか?」 …エディ・メルクスの自称が「ワシ」なのかどうかはともかく、なんとも可愛らしい76歳児。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

展開の綾、勝負のタイミング。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第12ステージ、平坦。13人の逃げにアラフィリップがいるならカヴでスプリント勝負はなし、集団とのタイム差は10分以上に開いて逃げ切り容認。

 ここからの展開の綾はじつに面白かった。残り40km地点でシュテファン・キュング(FDJ)、イマノル・エルビティ(モビスター)、ハリー・スウェニー(ロット・ソウダル)、ニルス・ポリッツ(ボーラ)の4名が抜け出した際、残り9名が一瞬見合ってしまう。しばらくしてアラフィリップが追走に出るものの、30秒先に行かれていて追いつけない。

 残り15km過ぎ、実績&脚質不明のスウェニー(23歳・オーストラリア)の仕掛けにキュングがチギれて先頭は3名に。そして残り12km、スライトリー登り勾配の区間でポリッツが単独アタック! まさにフルガス、そのまま独走でフラムルージュに差しかかる、ヘルメットをポンポンポンと3回叩いて信じられないと首を振った。

 サガンDNSのボーラに勝利をもたらしたポリッツ(27歳・ドイツ)、2019年のパリ〜ルーベでジルベールの2着した選手。←このときはカチューシャ所属、残り14kmからジルベールと2人でレース先頭に立ったが貫禄が違い過ぎた。道中もヴェロドロームでも終始前に出され、ゴールライン手前で大先輩にキッチリ差し切られる。あのときの2位表彰台でもトレードマークの真っ白な歯が素敵だったけれど、今日のステージ表彰ではひときわ輝いていたね!

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ファンアールト、「魔の山」を制す。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第11ステージ、4級→4級→1級と越え、モンヴァントゥーを2回登り、20km下ってゴール。その1回目の登り、7名の逃げ集団にアラフィリップとワウト・ファンアールトがいる不思議、山頂を1位通過したのは世界チャンピオン。

 「魔の山」2回目の登りはなんとベルギーチャンピオンが単独先行、そのまま独走でステージ優勝! 昨日の集団スプリントでカヴの2着になった選手がこの厳しい山岳ステージで区間優勝とは、まさに脚質は「ぜんぶ」、常識はずれの選手。

 山頂2km手前、メイン集団ではヴィンゲゴーがアタック。これに反応したのはポガチャルだけ、カラパスとウランは遅れる… が、なんとヴィンゲゴーがマイヨ・ジョーヌを突き放して独走に持ち込むとは! 今大会初めて見るポガチャルの失速だがそのあとの下りで挽回し、結局この4人は一団でゴール。前日まで総合2位だったベン・オコーナー(←ヘルメットを脱ぐとちびまる子ちゃんの友達の男の子みたいなヘアスタイルが笑える)が登りで失速し、5位に順位を下げた。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

教科書どおりのリードアウト。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第10ステージ、平坦。"Old school, run of the mill, like you read in a cycling magazine, textbook lead-out" とはカヴの優勝インタビュー、以下に各選手が引いたゴール前までの距離を記すと

 アラフィリップ(2km)
  ↓
 アスグリーン(700m)
  ↓
 バッレリーニ(200m)
  ↓
 モルコフ(150m)
  ↓
 カヴェンディッシュ

 モルコフをぎりぎりまで残し、カヴが踏んだのは最後の最後だけ。右にワウト、左にフィリプセンを従えて、余裕のガッツポーズ! 今大会3勝目はツール通算33勝、エディ・メルクスの最多勝利まであと1勝。

 中継中に流れた元「カヴェンディッシュの母」ベルンハルト・アイゼルのインタビュー「シャンゼリゼで勝って記録を更新し、メルクスが登場して祝福され、そして引退を発表するんじゃないか」 じつにシビれる筋書きだがどうか。 …それともアイゼルなら、本人からなにか聞いてるなんてことは?

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

J.D.バーカー <四猿>シリーズ。

 夕べも今朝も頭痛なし。
 
●J.D.バーカー「悪の猿」「嗤う猿」「猿の罰」読了。記述がロジカルでテンポよく、ぐいぐい読み進んだのだが… 結末に向かうにつれ支離滅裂になっていき、収束させられないまま終わってしまった感おおいにあり。主人公の記憶があいまい、をはじめいくつかの「反則」を犯している点も疑問。シリーズものというよりは1つの話を三分冊にしたひたすら長いこの物語、最後の最後で主犯は死んだ模様だが、仲間が生きているので続編があるのかもしれない

●↑と平行して、Amazonプライムビデオで見ている「Bosch」第7シーズン、これでシリーズ終了とのことでざんねん。ところで、このたびも活躍している同僚のジミー・ロバートソン刑事、役者はポール・カルデロン。このひと、マイケル・ジャクソン「BAD」のミュージックビデオで、足が悪く杖をついている売人の役で登場している。「パルプ・フィクション」ではバーテンダーの役、みんなチェックしてみてね!

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ツール1週目、ようやく終わる。

 夕べも今朝も頭痛なし。
 
 前日に続き雨で寒かったツール・ド・フランス第9ステージ、2級→1級→超級→2級→1級と越え、最後の山頂から2km平坦でゴール。この日、マチュー・ファンデルプールとログリッチェがDNS。序盤にできた大人数の逃げは徐々に絞られ、超級の登りではマイケル・ウッズ、キンタナ(アルケア)、イギータ(EF)、ベン・オコーナー(AG2R)、ルーカス・ハミルトン(バイクエクスチェンジ)の5名に。集団とのタイム差は8分前後で推移、+8分13秒・総合14位のオコーナーにとっては大チャンス!

 その超級と次の2級は山岳ジャージを狙うキンタナが1位通過したが、最後の1級の登りでオコーナーがレース先頭に立つ。プロトンでは残り20kmでレインジャケットを、残り10kmでベストを脱いで戦闘体制を整えたポガチャルがイネオスの隊列をマーク。オコーナーが山頂に達したのとほぼ同時、7分半後ろでGの引きからカラパスがアタック! すかさず反応したマイヨ・ジョーヌ、様子見に軽くカウンターで前に出ると… そのまま突き放して独走に!

 ステージは見事オコーナーが優勝、ツール初出場・初勝利の25歳・オーストラリア。そしてこの日も総合ライバル勢とのタイム差を広げたポガチャル、総合2位にオコーナー(+2分1秒)、3位以下はもう5分台でウラン、ヴィンゲゴー、カラパス、マスと続く。なお、ステージ優勝から36分後、デヴィニエンス、デクレルク、モロコフにアシストされてカヴがゴール。タイムアウトまでギリギリのあと1分半、デクレルクとモロコフがガッツポーズ! カヴがみんなに感謝の抱擁をして号泣、いろいろあって大人になったスーパースプリンター。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ポガチャル早くもマイヨ・ジョーヌ獲得。

 夕べも今朝も頭痛なし。
 
 ツール・ド・フランス第8ステージ、3級→4級を越えたあと、1級山岳3連発。2つ目の1級・ロズ峠の登り、逃げはマイケル・ウッズ(イスラエル・スタートアップネイション)、30秒差で追走数名、5分後ろにメイン集団の局面。まだ山頂まで4kmもあるのに、フォルモロの引きからポガチャルがアタック! 当然カラパス(+5分19秒の総合12位)が反応するが早々にチギれ、あとはマイヨ・ブランが独走で突き進む!

 最後の1級・コロンビエールの登り、レース先頭は追走からウッズをかわしたディラン・トゥーンス(バーレーン)に変わったが、山頂を1位通過するトゥーンスのすぐ後ろまで迫ったポガチャル恐るべし。←ゴールまでの下りは安全優先、トゥーンスが見事独走でステージ優勝。

 この結果マイヨ・ジョーヌはポガチャルに移り、総合2位にワウト(+1分48秒)、3位以下は4分台でルツェンコ、ウラン、5分台でヴィンゲゴー(ユンボ)、カラパス、ケルデルマン(ボーラ)、マス、ゴデュと続く。このタイム差では他チームは区間優勝を狙うしかないが、一方でUAEのアシストがこれから2週間も仕事ができるのかはまったく未知数。なお、ゲラント・トーマスとログリッチェはこの日35分遅れてグルペットでフィニッシュ。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

常識外れのレース運び。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 クラブから発表あり、無事にシユーマの20が当選。名前を考えて応募しようかな?


 ツール・ド・フランス第7ステージ、中盤以降3級→4級→3級→2級(B)→4級を越えるコース。中継にチャンネルを合わせるなり、画面左上のMOTO1に黄色ジャージの表示、MOTO3には白ジャージで6分15秒と出ていたら、誰もがポガチャルにアクシデント?と思うでしょうよ。これがそうではなくて、マイヨ・ジョーヌが逃げに乗っているのだとは!

 序盤のアタックの撃ち合いにファンアールトが加わったと見るやマチューも反応した模様で、30名ほどの逃げ集団が形成。ここから山岳ポイントを狙うマテイ・モホリッチ(バーレーン)ら数名が飛び出すところ、すべての山頂を1位通過したモホリッチ、そのまま独走でフラムルージュを通過。感極まって泣きながらゴールラインに向かう姿にこっちももらい泣き、見事ツール初ステージ優勝。

 その1分40秒後、マチューとワウトを含むグループがゴールする。250kmの最長ステージを1日中仕掛け合っていたこの2人、3週間あるグランツールとは思えない、常識外れのレース運び。5分遅れてポガチャルを含むメイン集団(?)がフィニッシュ、2級山岳で遅れたログリッチェは9分遅れてゴール。

 この結果、マチュー以下の総合は2位にワウト(+30秒)、ポガチャルは+3分43秒の総合5位。逃げに乗っていたニバリが+4分12秒の総合6位に上げた一方、9分11秒遅れの総合33位に落ちたログリッチェのツールは終わった。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

CAVENDISH IS BACK(その2)

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第6ステージ、平坦。ファンアーヴェルマート(AG2R)とクルーゲ(ロット・ソウダル)の逃げも残り4kmを過ぎて吸収されゴール前、コース右にマチュー(!)→リッカールト→メルリール→フィリプセンのアルペシン・トレイン。コース左からバッレリーニ→モルコフ→カヴェンディッシュのクイックステップ・トレインが並走して残り300m、リッカールトとモルコフが外れたタイミングでカヴがフィリプセンの番手に乗り換えた!

 なんというレース感、メルリールがまだ引いている残り200mでフィリプセンをかわし、そのまま先頭でゴール! 2勝目の今回はレース後も終始笑顔、完全に全盛期の勢いを取り戻したマン島超特急。最終第21ステージ・シャンゼリゼを含め、平坦ステージはあと5つ。
 
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感