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どっちがエース問題。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ジロ第9ステージ、3級→2級→2級→1級とこなし、最後は1級山岳ブロックハウスの山頂ゴール。逃げは9名、集団とのタイム差3分前後では逃げ切らせてもらえない。ラスマイの1級で逃げ集団はバラバラになり、イネオスが牽引するメイン集団が次々に飲み込んでいってブロックハウスの登坂に入る。それにしてもリッチー・ポートの引きは相変わらずアツい、残り5km過ぎまで引き倒したところからカラパスが発射。これにバルデ(DSM)とランダ(バーレーン)が反応してレース先頭は3名、追いかけるポッツォヴィーヴォ(アンテルマルシェ・ワンティ)、ジャイ・ヒンドレー(ボーラ)、アルメイダ(UAE)の3名がフラムルージュ手前で追いついて6名に。

 上り勾配のスプリントを制したのはヒンドレー、ジロ2年ぶり2勝目。最終日のTTでゲーガンハートに逆転された2020年大会で総合2位、最後までケルデルマンとどっちがエース問題で話題だった選手。そのケルデルマンは昨年サンウェブからボーラに移籍、ヒンドレーは今年から移籍してきてまたチームメイトになり、今大会揃って出場しているのが面白い。

 マリア・ローザのロペスは遅れながらもステージ15位でフィニッシュ、リーダ・ジャージをキープ。総合エースで圏外までタイムを落としたのはチッコーネ(トレック)とサイモン・イェーツ、この結果総合順位は大きく動き、2位:アルメイダ(UAE、+12秒)、3位:バルデ(+14秒)、4位:カラパス(+15秒)、5位:ヒンドレー(ボーラ、+20秒)、6位:ギョーム・マルタン(+28秒)、7位:ランダ(+29秒)、8位:ポッツォヴィーヴォ(+54秒)ここまで1分。なお、前日総合7位だったケルデルマンは11分遅れの総合24位にダウン、これでボーラのエースはヒンドレーにスイッチ決定。

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