５０年前の殺虫剤スプレー。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　「これ捨てるの、どうしたらいいかなぁ？」と、今は誰も住んでいない実家から妻が持ち帰ってきたのは約５０年前の殺虫剤スプレー。どうしたらもなにも中身を空にするしかないわけだが、一面にサビが浮いている缶の印字を解読するとキクイムシとかシロアリ用の、柱や家具の隙間や虫穴にノズルで注入するタイプ。←これを庭に持ち出し噴射し始めるなり、ガツーンと打ちのめされた。配合してある木材防腐剤のせいだろう、あの独特の甘ーい匂い。７０年代央のまだまだ貧乏臭かった我が国で、薄目しか開いておらず狭い世界に抑圧されて過ごしていた少年の頃がブワワ〜ッと一気に蘇ってきてNoooooooo！　以降、今日はもう一日中調子が狂っちゃってヤメだヤメ、もう寝る。


　ブエルタ第１１ステージ、１級山岳の山頂ゴール。３０名弱の逃げ集団の中にゲラント・トーマスがいるのは、これまでの落車やメカトラで１３分遅れの総合２１位だから。メイン集団とのタイム差６分と逃げ切り容認で突入した最後の上り、残り２km過ぎまで引いたガンナのためにも勝ち切りたいＧだが、ステージ優勝はヘスス・エラダ（コフィディス）強かった、これがブエルタ３勝目。