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チェーンブロックの水平使用。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 拙宅の庭と、隣接する月極駐車場の境のフェンスの支柱の1本が、いつのまにか斜めに傾げている。出入りする宅配便の車でもこすったのだろうが、見た目は細いのでいけるかと手で押してみたが、意外にもまったく戻らない。土台のブロックの厚みがそれほどないので、ハンマーで叩くなど急激な打突も適当でなく、ここはジワーッと力を加えて垂直に戻していきたい… となるとチェーンブロックだな。しかし真横に引っ張るのは本来の使い方ではなく、アンカーに使えるような太い木なども近くにない。膝丈くらいの高さでチェンブロの頭のフックを引っかけられて、巻き上げ操作にもビクともしないような重量物は…

 レンジローバー スポーツ! リヤバンパー下のグレーのカバーを開けるとネジ穴が切ってあるので、そこにトランクに格納されているエマージェーンシーキットの牽引フックをねじ込む。車両を所定の位置につけてチェンブロをこれに引っかけ、フェンス支柱に結びつけた玉掛けロープを水平方向にゆっくりと巻き上げていって作業完了、天才か! なお、このクルマをこのような用途に使うのは、英国本国ならともかく我が国ではオレだけに違いない。


 ブエルタ第15ステージ、中盤から3級→2級→2級を越え、下ってゴール。この日も逃げにエヴェネプールが乗り、最初の3級と次の2級の山頂をトップ通過。容認された15名の逃げ集団、レムコ連勝か?と思われたが最後の2級の上りで遅れ、最終局面に残ったのはブイトラゴ(バーレーン)、ケムナ(BORA)、ルイ・コスタ(アンテルマルシェ)。3名が牽制しながらのゴール前、後ろからレムコら追走が猛然と迫ってくるなか、見事ステージ優勝を決めたのはルイ・コスタ。36歳の元世界チャンピオン、ツール2013年大会以来10年ぶりのグランツール区間優勝。ちょっとおじさんになっていたけど、相変わらず男前のルイ・コスタ、ベテラン選手が勝つのはいつだってイイネ!

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