相続税の更正請求。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　札幌在住の３番目の弟が、馴染みの会計士と自社株の評価の件で話をした際に求められたので、２年半前の相続のときに作成した資料を見せた。するとセンセイ曰く、この計算間違えてますと。これでは評価額が大き過ぎて、相続税納め過ぎですと。いったいどこの会計士が…　あ、サイタマの。しかしこんなの、会計士なら間違えようがないんですけどねぇ…　お任せ頂けるなら、わたしが再計算して更正請求いたしますけども。

　かかる経緯によりこのたび、フェラーリが買えるほど払った相続税のうち、小さめのメルセデスが買えるくらいの金額が返ってくることになったとは世の中わからない。ただし、このネーカーは「得した」のではなく、「もともとオレの」だったものである。さらに、返ってくる金額の１割を札幌の会計士に報酬として支払うのだから、この分は「損した」のである。当該１割分は埼玉の会計士に請求してもいいくらいのものだが、まぁそこまではしないかわりにあんた同業者に「会計士なら間違えようがない」とまで言われてるぞ、と注意はきっちりしておく。いずれにしても、繰り返しになるがこのネーカーは得したのではないから、調子に乗って買うなよヴァシュロンとか！