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ステルヴィオ峠の下りで混乱する。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ジロ・デ・イタリア第16ステージ、今大会の「チマ・コッピ」ステルヴィオ峠を通るこの肝心要の日の実況がよりによって白戸太郎。

 そのステルヴィオの下り、降雪と寒さで中継も混乱、選手の位置関係がよくわからない。下り切って落ち着くと、んん? クインターナ、ヘシェダル、ローランの3人がメイン集団の前にいる模様だが、そのタイム差は… 2分!! この差をキープしたまま最後の峠ヴァル・マルテッロに突入、ゴール前5㎞でローランがチギれ、なんとか追いていったヘシェダルもゴール前1㎞でチギれたーっ! 表彰台でマリア・ローザを着せてもらい、両手の親指を立てたクインターナ、これが今後の彼の決めポーズになるのか?

 なお、ステルヴィオの下りは危険回避のため、赤旗を立てたバイクがプロトンの前に入る旨のレース無線が入ったとのこと。峠の頂上ではめずらしいことに一旦停車し、時間をかけて防寒具を着込む選手達の姿が映っていたが、これはその無線を「下り区間のニュートラリゼーション」と取ったからであった模様。かかる混乱について様々な批判・抗議が巻き起こっているとのことだが、見ていたこちらとしては納得のレース、それほどクインターナの登坂はキレていた。