携帯電話業界に対する問題提起。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　高２の長女が手を滑らせてiPhoneを壊したので、最寄りのショップに行ったのが一昨日。掃除の行き届かないゴチャゴチャした店舗で、黒ボタンワイシャツにスワールモカを履いた店員がモゴモゴ言うのを整理すると要するに、アップルストアないし正規サービスプロバイダーで修理すれば、代金の85％が還元されるとのことだった。

　隣のブースでは浜崎あゆみスエット上下の小太りの、洗ってないようなペッタリ髪の２０代半ばの汚ねぇ女が、まったく身に覚えがないのに送られてくる「あなたのクレジットカードに請求します」メールについて相談しており。店員は、それは当方とは一切関係のない事柄なので、と説明しているが女は「でも困ってるんですよ！」と、「どうしたらいいんですか！」と。他にもごちょごちょ言っていたが、最後の最後に「だってわたしそもそも、クレジットカード持ってないんですよ？！」


　本日、鍼灸治療。帰りがけに、池袋にある正規サービスプロバイダーに持ち込んだ。当たったのが礼儀も口の利き方も目の動きもおかしい、制服（？）のポロシャツが食べこぼしで汚れている店員だったのはともかく、手続きは順調に進んで無事に代替機を入手することができた。

　隣のブースでは黒のニットワンピースのハラが二段になっていて、黒の編目模様のタイツ脚がハムみたいな２０代半ばの汚ねぇ女が「コレ買ったばっかなのにすぐオカシクなっちゃってぇー、いいから新品と交換してよ！」

　なんだか殺伐とした気分で店をあとにしたのだがケータイもあれだ、猫も杓子も持てるようになったがゆえにこうした事態にも遭遇するわけで。たとえば割り増し料金を払っていいからエクスクルーシヴな対応を享受できないものか、飛行機のビジネスクラスみたいな。いや、ヤなかんじで言っているのではなく、本当に気分がわるいし、先進国のサービス業がこんなんでいいはずがないでしょうと。