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パリ〜ルーベ、先頭集団でジャンを聞く。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 第113回パリ〜ルーベ、カンチェラーラもボーネンもいない中、有力と言われる選手の誰が勝ってもおかしくない今大会は序盤からずっと落ち着かないレース。8名の逃げ、5人で集団先頭を支配するエティクス・クイックステップ、ラストランのウィギンス、強烈な横風でできるエシェロン、パンク・パンク・パンク、落車・落車・落車。しかし決定的なアタックは許されないまま最後の石畳も通過して、7名で競技場に突入するというビリビリくる展開。

 ヴェロドロームに鐘が鳴り、このスプリントを制したのはジョン・デゲンコルブ、今年クラシック2勝目(←しかも両方ともモニュメント)! ゴールまで残り6㎞地点、先行するヴァン・アーヴェルマート(BMC)とランパルト(エティクス・クイックステップ)の2名に自ら脚を使ってブリッジをかけた。2位に終わった昨年、テルプストラの単独アタックを見送ってしまったのも残り6㎞地点だった。このときは10人の2位争いスプリントを制しただけに、今年はなんとしても先頭集団でジャンを聞くんだと、あとは天命を待って踏むだけだと。

 スプリンターからクラシックハンターへ、かつてボーネンが辿った道を行くクリストフとデゲンコルブ、これは「正常進化」であるとのクリムラさん見解に納得。

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