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CCCとBMC、ボトルを巡るドラマ。

 夕べも今朝も頭痛なし。
 
 ジロ・デ・イタリア第3ステージ、2級を上って下り、海岸線に出て平坦ゴール。勝ったのはマイケル・マシューズ、自らのマリア・ローザを守る圧巻のスプリント。

 通好みのシーンは2カ所で。ゴールまで47㎞地点(2級山頂まであと1㎞)、先頭集団14人、20秒遅れでプロトン。先頭集団を引いていたのはCCCのサモイラウとパテルスキー、沿道でボトルを差し出していたBMCのスタッフにパテルスキーが「くれる?」のジェスチャーだが、当然くれない。数十mあとに立っていたもう一人のBMCスタッフに、今度はサモイラウが「くれよ、たのむよ!」のジェスチャーだが、当然くれないわなぁ。

 残り17㎞地点、コシェトコフ(カチューシャ)単独先頭、20秒遅れで10人前後の追走集団、1分遅れでプロトン。追走集団のパテルスキーが、並走するBMCのサポートカーにボトルをもらった。それを見てジルベールがブチ切れ、サポートカーに向って「なんでアイツにやるんだよ! なに考えてんだバカたれが」のジェスチャー。←しかしジルベール、もらったパテルスキーに文句を言うのではなく、渡した自分のサポートカーを叱るあたり、さすがは元世界チャンピオン。「ったく、いいからよこせ!」と自分は補給のジェルをもらい、そばを走っていたモビスターのホセ・エレーダに「いる?」といっこ渡す、国際映像を意識したお茶目ぶりもさすが。

 それにしても、ティンコフ・サクソの鉄壁の集団コントロールはどうだ、2ステージ連続。しかしどんなに強いチームでも、それを3週間続けることは不可能、今後のレース運びに注目。なお、裏(←失礼)で開催されているツアー・オブ・カリフォルニア、カヴ2連勝。
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