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ツール・ド・フランス第3ステージ、前代未聞の一旦停止。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第3ステージ、中継が始まった瞬間エラの張った不快な顔が映し出されて「ええーっ!」と叫んでしまった。この男、今年のジロでは一切起用されなかったので、こっちも油断していたのだ。しかし解説がクリムラさんで助かった。

 平穏に進んだレース、10時近くになってそろそろ寝る態勢に、と洗面所で歯を磨いていたら、居間で妻が「バーカ!」と叫んだ。どうしたのかと問うたら、ゲストに来ていた弱虫な漫画家がメディカルカーを見て「オープンカーのチームカーってあるんですかね」と言ったとのこと。妻はプンプンで「その程度で自転車のマンガなんか書かないでほしい!」←まったく同感。

 で、今日になって録画を見たらびっくり仰天、59km地点の壮絶な落車。前の選手にハスッて最初に転んだFDJのボネはアスファルトの上を、外灯の柱から柱まで100m近くも滑っていった。これに50人ほどが巻き込まれたことで、なんとプリュドムさん一旦レースを止めるとは、長くロードレースを見てきたけれどこんなことは初めて。後報では、全てのメディカルカーと救急車がこの大規模な落車の収拾に当たっていたために、医療体制なしで選手を走らせるわけにはいかないとの判断だった由。この落車でボネ、(大きいほうの)デュムラン、サイモン・ゲランスがリタイヤ、なんとか走り出したカンチェラーラは12分近く遅れてゴールした。

 それにしても、いつ見ても「ユイの壁」の勾配はシビれる! 残り300mでホアキン・ロドリゲスががつーんと突き抜けていくのを真横から捉えた映像、なんかもう45度くらいありそうに見えるから。2位でゴールしたフルームはボーナスタイムを得たこともあり、トニー・マルティンを1秒抑えてマイヨ・ジョーヌ! しかし問題は今日のパヴェ、フルームが石畳でどれだけヤれるのか、去年はその前にリタイヤしたから誰も知らない… コンタドールとの総合タイム差は36秒。

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