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マイヨ・ジョーヌを着たままリタイヤする。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 2007年のツール・ド・フランス、つまりコンタドールが初優勝した大会だが、売り出し中のコンタドールを迎え撃つラボバンクのミカエル・ラスムッセンとのバトルは激アツだった。休養日明けの第16ステージは超級山岳オービスク峠の頂上ゴール、マイヨ・ジョーヌにして山岳ポイントもトップのラスムッセンが最後の上りでアタック、離されかけるコンタドールを振り返って「かかってこい!」のジェスチャーをしながらブッちぎって行った。このステージ区間優勝を決め、総合タイムは2位コンタドールに3分10秒、これはもう今大会の総合優勝は決まったな…

 と思われたその晩、なんとラスムッセンがチームを解雇されるんだもんなぁ〜 前代未聞。翌第17ステージ、コンタドールはマイヨ・ジョーヌの着用を拒否して新人賞ジャージで走ったんだった、なつかしい話。


 (今年の)ツール・ド・フランス第6ステージ、平坦。海沿いのコースで心配された横風も強くなく、ゴール前のちょっとした上りはピュアスプリンターではどうだろうか、パンチャータイプの選手のほうが? とわくわくしながら見ていたら、フラムルージュを通過した瞬間マイヨ・ジョーヌが落車した。スローで見ると、コカールの後輪にハスッてバランスを崩した模様。

 左肩をかばいながらなんとかバイクにまたがって、チームメイト3人に押されながらゴールしたトニー・マルティンだったが、これが左鎖骨の粉砕骨折。もちろんリタイヤで、手術のため直ちに飛行機でハンブルグに向かった。VeloNewsによれば、バラバラになった骨片のひとつが皮膚を破って出てきていたとのこと。トレインを引き終わり、あとは流れ込むだけの残りわずか900mだったのに、2日前に微笑んだはずの自転車の神のなさることは。ステージは同僚のスティバールがツール初区間優勝。

 で、先ほどフルームが「I won’t be wearing yellow today!」とツイート。

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