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ブエルタ第20ステージ、これぞロードレース!

 夕べも今朝も頭痛なし。

 これぞロードレース! と見所満載だったブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ、1級山岳を4つ上り、最後は下ってゴールの181km

●スタート直後に決まった逃げ、10名と新城。追走約30名、プロトンとの差は10分前後で推移

●逃げ集団から飛び出したルーベン・プラサ(ランプレ)、この時点でまだゴールまで115km。これをなんと単独で逃げ切ってステージ優勝だなんて、この日起ったたくさんのありえないことのひとつ

●3つ目の山岳の上り、ミケル・ランダのお膳立てからアルがアタック! なんとこれについていけないデュムラン、山頂通過時で30秒ほど差をつけられる。下り→平坦でその差10秒まで挽回したデュムランだが、レース序盤で逃げの追走集団にいたゼイツとL.L.サンチェスが絶妙のタイミングで降ってきてアルを引く

●↑以降、追いつくどころかズブズブになったデュムラン、なんと7分半も遅れてフィニッシュ。マイヨ・ロホが1日で6位まで落ちるのも前代未聞

●昨日まで総合3位のホアキン・ロドリゲス、デュムラン陥落でバーチャル2位に、そしてアルまでのタイム差は1分18秒、逆転総合優勝に向けていつ仕掛けるのか… なんといちどもアタックせず! 4つ目の山岳の上りではアスタナ勢に引いてもらい、お返しに下りでロサダに引かせて総合2位確保の動き。加えてプントスとコンビナーダのジャージ2枚、これで今大会はよしということか

●そうはいっても終わってみたら、総合3位の表彰台を確保したマイカとのタイム差はわずか12秒と危ないところではあった。きっかけはバーチャル総合4位に浮上したキンタナが、4つ目の上りでアタックしたこと。これに反応したマイカ、そこに前からアシストが1名ずつ降ってきてモビスター・ティンコフ連合に。この小集団がグループ・アル(+ロドリゲス)に40〜50秒先行して推移

 いや〜、アツかった! 前でも後ろでも目まぐるしく状況が変わる、白戸なら絶対に実況できない展開。グランツール初総合優勝を決めたアルと、守りきれなかったがよくがんばったデュムランは同じ1990年生まれ、今後とも楽しみな選手。で、忘れちゃいけない今晩の第21ステージ、マドリード市内周回コース。デュムランが引いてデゲンコルブが勝つなんてことは?

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