ソリッドドリームのこれまで。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　昨年の指名馬ソリッドドリーム（牡、Frankel×デインドリーム）、あろうことかPOG期間中は未出走で終わった馬。角居厩舎で鍛えられるが、２歳の１１月に右前脚の骨膜が剥がれかかり、除去手術は全治６ヶ月。

　３歳の６月、ようやく中京でデビューして１４着。７月、角居センセイの酒気帯び運転による調教停止処分から中竹厩舎に転厩。８月初、小倉の第２戦も１４着に敗れ、９月末までの未勝利戦に出走するメドも立たないことからホッカイドウ競馬・門別競馬場への移籍が決まる。８月末、ふたたび右前脚の骨膜除去手術。明け４歳の今年１月には、気性難解消のため去勢手術。現在は門別で調教を積みながら、今月末の能力試験合格を目指している…　

　社台サラブレッドクラブで一口３００万円、総額１億２０００万円で募集された同馬、超良血にしてこれほど波乱の馬生もなかなかめずらしい。それにしても、馬主のみなさんの心中お察しするに余りある。


　なお、我が家の一口馬、エバーブロッサムの１７（牡２歳、父キングカメハメハ）にこのたびついた名前は「パーディシャー」、トルコ語で皇帝・君主の意。