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ブエルタ第16ステージ、コンタドールの強さを堪能する。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ブエルタ・ア・エスパーニャ第16ステージ、1級→2級→1級→1級と上り、最後は1級山岳ラ・フラポナの山頂ゴール。残り4㎞地点でスカイの最終アシスト、ニエベが外れた瞬間にフルームがアタック! これに付いたのはコンタドールだけ、バルベルデとホアキン・ロドリゲスは遅れた! 「今日は付き位置でいいぞ!」と画面に叫ぶとそのとおりに、コンタドールはフルームの背後をびったりマーク(←そりゃそうだって)。

 単騎逃げのデマルキ(キャノンデール)もかわしてレース先頭となった2人、どっちが? いつ? あぁ〜ドキドキする! 声も出せずに見守ると、フラムルージュを通過した残り800mでマイヨ・ロホがアターック! ものすげえ切れ味であっと言う間に突き放す、これ一発で決めてコンタドール今大会初のステージ優勝。ゴールライン上でバキューン! ステージ表彰でバキューン! そして総合表彰でバッキューン! いや〜、ひさしぶりに堪能した。しかし考えたらあれだ、残り距離がまだまだあるからペース走法で追いてこられてしまうわけで、だったらゴール前でズドーンと加速して振り切ればいいんだな(←そんな簡単なもんじゃないって)。

 なお、逃げ集団の中でブランビッラ(オメガファーマ・クイックステップ)とロヴニー(テインコフ・サクソ)が殴り合いのケンカ。肘打ちとパンチの応酬って一体なにがあったのか、いずれにしても双方ともレース中に失格が言い渡されて自転車を降りるという、長いことロードレースを見てきたがこんなシーンは初めて。