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双子の選手のマッチスプリント。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 バスクでスタートの今年のツール、国外グランデパールの場合は第3ステージまで当該国でレースをしたあと、4日目は移動日なのだが… 今大会はそのままピレネーに突入するとんでもないスケジュール。

 ツール第1ステージ、3級→3級→4級→2級→3級と越え、10km先のビルバオの街にゴール。5名の逃げは残り50kmで吸収されて集団はひとつ、最後の3級をポガチャル先頭・ヴィンゲゴー2番手で越えた下り、エースにひとつ頷いてアダム・イェーツ(UAE)が踏み込んだ。これにサイモン・イェーツ(ジェイコ)が追随し、兄弟2名で飛び出すかたち。集団とのタイム差は当初10秒前後だったものがフラムルージュでは20秒に開く、双子の選手のマッチスプリントなんて漫画でも描けないは!

●区間優勝&マイヨ・ジョーヌはアダム、後刻のインタビューでサイモンは最後の最後で脚がつったとのこと。論理的な解釈として、今大会ポガチャルのアシストに徹する(はずの)アダムは、この局面では純粋に区間を狙えた一方、ジェイコの総合エースであるサイモンは少しでもタイム差を広げるべく前に出て引く時間がアダムより長かった

●12秒遅れてゴールしたメイン集団、アタマをとったのはポガチャル。アダムの優勝を祝い大きく両腕を挙げてゴールする、さすがはスーパースター! 3位・4秒のボーナスタイムも獲得

●「2強をどう攻略していくのか」と記述した矢先、残り22km地点でなんとマスとカラパスが落車。マスはその場でリタイヤ(肩甲骨骨折)、なんとか完走したカラパスも膝の皿が割れていたことが判明し、第2ステージDNS

●それにしても新城幸也の解説は興味深かった。もったいないので録画を早送りせず、1.3倍速でぜんぶ聞く

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