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ピレネー2日目、ポガチャル挽回する。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 昨日は馴染みの美容室→馴染みのバー。開店2分後に入店すると、すでにカウンターに女性客が1名。バーテンダーはソルティドッグを作っていて、彼女に出したあとオレが注文したハートランドを用意した。すると、誰も何も言ってないのにカクテルグラスを2個スタンバイ。両方ともフチをスノースタイルにして、冷凍庫に仕舞った… いったいなぜ???

 十数分後、誰も何も言っていないのに先ほどのグラスをひとつ出し、カクテルを作って彼女にサーブ。半透明の液体に緑のチェリーが沈んでいる、すると縁飾りはグラニュー糖、正解は「雪国」。3ツ飲んで帰られたあとバーテンダーに聞いたら、なんだかもう注文するのがめんどくさいということで、必ずソルティドッグ→雪国→雪国を出すキマリになっているとのこと… 珍しい客もいるものだ、組み立ても含めて。


 ツール第6ステージ、3級→1級・アスパン峠→超級・ツールマレーを越え、1級山岳の山頂ゴール。逃げは20名、集団とのタイム差3分半でアスパン、4分半でツールマレーに突入。逃げ集団をワウトが牽引し、メイン集団をユンボがコントロールする不思議な構図。前待ちならワウトは付き位置でいいはずなのにレース先頭で引きまくる、いったいどうして???

 ツールマレー山頂手前3km、メイン集団はマイヨ・ジョーヌのヒンドレーがチギれてクス、ヴィンゲゴー、ポガチャルの3名に。ここからヴィンゲゴーがアタックするも、昨日とはちがってポガチャル離されない。2名で山頂を通過すると、下り区間で前からワウトが降ってきてヴィンゲゴーをアシスト。先に行かせた逃げメンバーを全部飲み込んで最後の1級、勾配がキツくなるゴール手前5km過ぎまで引いて仕事を終えたワウト、文字通り「止まった」その尻を観客に押される姿に涙。

 ヴィンゲゴー前、ポガチャル付き位置でレース先頭を突き進む。この2人のどちらかが区間優勝、ヒンドレーはもう2分半後ろでリーダージャージの移動も決まった。ここまで一度も前に出ず、シッティングを続けていたポガチャル、残り3km過ぎについに腰を上げる。がつーんと加速してヴィンゲゴーを引き離し、そのまま独走で見事ステージ勝利。24秒遅れてフィニッシュしたヴィンゲゴー、1位・2位のボーナスタイム差4秒を加え28秒戻したポガチャル、昨日の今日でここまで挽回するとは恐るべし。この結果総合は、首位ヴィンゲゴー以下、2位:ポガチャル(+25秒)、3位:ヒンドレー(+1分34秒)、4位:サイモン・イェーツ(ジェイコ)以下はもう3分台。

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