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ヴィンゲゴーとポガチャル、秒差の戦い(その2)。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール第15ステージ、1級→1級→3級と越え、最後は2級→1級セットの山頂ゴール。序盤に30名あまりの逃げができるが、集団をコントロールするユンボはタイム差を1分以上には開かせない。すると128km地点、スマホを持った観客が伸ばした腕に接触して大規模落車発生。ユンボのセップ・クスとファンホーイドンクを含む20名が巻き込まれてメイン集団がスローダウン、これをきっかけにタイム差は8分に広がって逃げ切りの可能性も高まる展開に。

 ステージ優勝は2級の上りでアタックし独走に持ち込んだワウテル・ポエルス(バーレーン)、←数年前に「ワウト・プールス」に変わった模様だが旧表記のままでいく。スカイ時代は2015年大会のラルプ・デュエズ、ダッチ・コーナーでの大声援でアドレナリンが出まくり、先頭を引きすぎてリッチー・ポートにたしなめられた男ももう35歳、意外にもこれがツール初優勝。普段の彼は、どうでもいいくだらないことを休みなしにずーっとしゃべっている、という新城の話には笑った。

 6分半後方の総合争いは最終局面、序盤の落車の影響かクスがチギれてアダム=ポガチャル vs ヴィンゲゴーの2対1。ここからなんと、アダムが単独アタックに出たのは総合3位も見えてきたからか、2強はこれを見送って牽制に入る。フラムルージュを過ぎてポガチャルがアタックするが、ヴィンゲゴー離れない。ゴール直前でもう一発仕掛けたが車間は開かず、この日タイム差はつかなかった。総合はヴィンゲゴー以下、2位:ポガチャル(+10秒)、3位:カルロス・ロドリゲス(+5分21秒)、4位:アダム・イェーツ(+5分40秒)、5位:ヒンドレー(+6分38秒)で迎える2回目の休息日。

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