マルセル・キッテル、正真正銘のスーパースター。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　ツール・ド・フランス第１ステージ、ファーストアタックを１発で決めたのは最年長イェンス・フォイクト。エデ（コフィディス）とジェリエ（ブルターニュ）の３人で逃げ、最初の山岳ポイントはジェリエに取られた。続く中間スプリントポイントでは、若手２人が「先輩、どうぞ」て感じもあってフォイクトがすんなり先頭通過…　したあとも脚を緩めない、なーんとそのまま独走なのかよ！　まさか残り２つの山岳ポイントを単独通過して、山岳ジャージを獲得するなんてことは…

　↑まで生で見て寝て、今朝起きて小３の長男が仮面ライダーを見終わると直ちに録画再生。ゴールまで１０㎞前後からの熾烈な位置取り争い、コースはド平坦でなく、思ったよりアップダウンがある模様。残り１㎞、フラムルージュ手前からカンチェラーラがロングスパートを決めた瞬間、妻と長女と３人で絶叫。このまま逃げ切るかと思われた残り300m、襲いかかった集団の中からサガンが抜け出す。その後ろでカヴェンディッシュがサイモン・ゲランスに激しく寄せ、２人ともが壮〜絶に落車。サガンの番手から飛び出したキッテル、追いすがるナヴァルダスカス（ガーミン）を並ばせず両手を挙げてゴール！　２年連続で開幕マイヨ・ジョーヌ、しかもキャサリン妃に着せてもらうとはこの男、「持ってる」どころではない、正真正銘のスーパースター。