SSブログ

ゼッケン1番、戦意を喪失する。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第5ステージ、9カ所の石畳区間を含むコース。それがよりによって雨とは、今日はなにかある。ただで済むわけがない。

 残り70㎞地点、つまり最初の石畳「カルフール・ド・ラルブル」手前3㎞地点でクリス・フルームが本日2度目の落車。右手首を押さえながら首を左右に振り、自転車にまたがろうとしない… パヴェはまだこれから。山岳も、タイムトライアルも、まだなーんにも始まっていないこの序盤の第5ステージで、ディフェンディング・チャンピオンがリタイヤ? たとえ骨折しても走り続ける選手もめずらしくないのがツール・ド・フランス、それをゼッケン1番が、戦意を喪失してチームカーに乗り込む姿は惨めだった。

 それにしてもニバリは、パヴェの走りがじつに上手かった。一方、なぜカンチェラーラとサガンはパヴェで一度も仕掛けなかったのか。スカイがただちにリッチー・ポートにシフトしたのはさすが、ゲラント・トーマスがポートを引きまくって総合順位を8位まで引き上げる。パヴェがダメだったのはコンタドール、このエースを守るべく終始引いていたのはなんとダニエーレ・ベンナーティ。コンタドールはこのステージが終わって総合19位、ニバリとの差は2分37秒。

nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感