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ファビオ・アル、驚異のダンシング。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第5ステージ、3級を一つ越え、1級山岳プランシュ・デ・ベル・フィーユの山頂ゴール。

 スタート直後、わりとあっさり決まった逃げは8名。バークランツ(AG2R)、ドラージュ(FDJ)、ボワッソン・ハーゲン(ディメンションデータ)、ジルベール(クイックステップ)、デヘント(ロット・ソウダル)、ヴォクレール(ディレクト・エネルジー)、ヴァンバーレ(キャノンデール)、ペリコン(フォルチュネオ・ヴィタルコンセプト)、こんな豪華なメンバーは見たことがない。

 最後の1級ではスカイのトレイン、クヴィアトコウスキーがとてつもない速さで引き倒し集団を絞っていく。残り2.4km、ファビオ・アルがアタック! バイクを派手に振りながらのダンシングは一昔前の選手のよう、一気に集団を引き離す。残り1.7km、メイン集団からフルームがアタック! これにコンタドールが反応できず、キンタナも遅れた。

 左右に揺れるイタリアチャンピオンジャージ、ぜんぜんタレないじゃないか! 驚異のダンシングは衰えを見せず、ゴール直前の勾配20%超の区間も乗り越えてアルがステージ勝利、意外にもこれがツール初優勝。マイヨ・ジョーヌはゲラント・トーマスからフルームにチーム内移動。

 それにしても、山で遅れていくコンタドールを見るのはせつない。総合優勝争いもステージ優勝も望まない、見せ場を作ってもらいたいと言ったら失礼か。いずれにしても、もう一度カッコいいところを見せてくれないか。
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