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新世界チャンピオン、モニュメントで降格になる。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 第106回リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ、9名の逃げと集団とのタイム差は最大6分で推移。最後まで逃げ粘ったシェアー(CCC)も36km地点で吸収され、集団は一つに。残り13km、最後の丘 ラ・ロッシュ・オ・フォーコンでアラフィリップがアタック! これをきっかけに最終局面に突入していく先頭集団はポガチャル、ログリッチェ、アラフィリップ、ヒルシの4名。ツール・ド・フランスの総合1・2位、世界選手権の1・3位というとてつもないメンバー、ヒルシは水曜からの連勝もかかる、サンウェブ堂々のエースナンバー。

 ゴール前残り400m、20秒後ろの追走集団からモホリッチ(バーレーン・マクラーレン、スロベニア人選手だ!)が追いつき追い越して、セオリー通りそのままスパート。その番手につけたアラフィリップ、モホリッチをかわしてコース右側のフェンス際を進むが、急に左に寄せたことで並びかけようとしていたヒルシの前輪に接触、ヒルシは左足のクリートが外れる! そして両腕を広げながらゴールラインを通過しようとするアラフィリップの横で、フルもがきで差してきたログリッチェがハンドルを投げた。

 この斜行はアウトでしょうよ、だって寄せる前に振り返って、左後方のヒルシを確認しているし… と思っていたところに映し出された決勝写真、なんとログリッチェ差し切っている! 後刻、新世界チャンピオンに5位降格の処分が下され、表彰台は2位:ヒルシ、3位:ポガチャル。



 ジロ・デ・イタリア第2ステージ、序盤に4級をひとつ越え、4級アグリジェントの登りフィニッシュ。デヘントを含む5人の逃げは残り10kmを切って吸収、ゴールに向けた位置どり争いに、ビルバオをしたがえた新城が集団先頭に立つ場面も。

 けっこうな勾配のゴール前、ヴァレリオ・コンティ(UAE)がエースのウリッシを引き上げる、その脇からルーカ・ワッケルマン(イタリア、ヴィーニザブKTM)がアタック。これにウリッシとミケルフレーリク・ホノレ(デンマーク、クイックステップ)が反応、ワッケルマンがタレて下がるのと入れ替わりにサガンが追いついてきた。しかし今期ここまでのサガンは最後の決め手に欠く、ウリッシ突き抜けて見事ステージ優勝。

 ところで、バーレーン・マクラーレンのスポーツディレクターがフランコ・ペッリツォッティだとは知らなかった! インスタに上がった同チームの映像、黒のTシャツ姿で語って曰く、今大会の目標はヘルマン・ペルンスタイナーでの総合トップ10(ということはビルバオはエースではない?)、最低でもステージ1・2勝、そして最終的に大事なのは団結してSTRONG TEAMとして走ること …久しぶりにペッリツォッティの映像を見てシビれた!

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