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区間優勝なしのマイヨ・ジョーヌ。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第18ステージ、すでに山岳ジャージを確定させているバルギルの、ステージ優勝に向けた登坂はアツかった! ゴールライン手前、マイヨ・グランペールが右手の人差し指で天を指す… それはリシャール・ヴィランクの!(号泣)

 通好みのシーンは

●残り10.5km地点、逃げ集団から落ちてきたデヘントが集団に追い越される際、山岳賞を讃えてバルギルに握手を求める

●イゾアールの登り、残り4.3km地点。スカイのトレインを先頭で引くクヴィアトコウスキーが最後の力を振り絞らんとサングラスを投げ捨てる(←その後、3.9km地点で完全停止)

●残り2.6km地点でバルデがアターック! これにフルームとウランが追随することろ、前から落ちてきたギャロパン(ロット・ソウダル)がバルデを引く


 山岳が終わり、残るは平坦、TT、シャンゼリゼ。なにがあるのかわからないのがツールだが、なにも起こらないならこのままフルームが3年連続4回目? なんだか釈然としないのは、この男が今大会はまだステージを勝っていないのも一因。区間優勝なしのマイヨ・ジョーヌは、「ランス以降」では2006年大会。剥奪されたフロイド・ランディスと、繰上げで総合優勝となったオスカル・ペレイロのいずれもステージを勝っていない。11年ぶりの珍事(?)となるか、第20ステージの個人TTをフルームが制するか。

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コンタドール、敢闘する(その2)。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第17ステージ、アルプス初日。2級→超級:クロワ・ド・フェール→1級:テレグラフ→超級:ガリビエを越え、下ってゴール。

●最初の2級を目指して上っていく先頭2名はデヘントとマイケル・マシューズ、後者はもちろん山頂通過後の中間スプリントポイントが目当て。しかしデヘントが、点差はまだだいぶあるとはいえ山岳ポイント2位につけているところ、首位バルギルがレース開始早々に起きた集団落車に巻き込まれたとなれば、チームメートのために山頂を1位通過してポイントを潰す。登れるスプリンターならではの技だが、これにはさすがのデヘントも呆れ気味

●↑の落車にはキッテルも巻き込まれ、左肩を負傷したもののリスタートしたので一安心していたところ、後刻まさかのリタイヤ! これだからツールはなにがあるかわからない、レース後マイヨ・ヴェールの表彰台に立ったのはもちろんマイケル・マシューズ

●クロワ・ド・フェールの登りでメイン集団からコンタドールがアターック! キンタナがこれに追随したが、しばらくしてチギれかけたところ、コンタドールが振り返って檄を飛ばした。「エースたるもの、調子が悪い時にこそ頑張らなければならないことを伝えたんでしょうね…」とのマッサー中野のコメントに涙

●コンタドールをアシストするため逃げ集団から下がってきたトレックの若い衆、ちょっと引いたらもうフラフラになってチギれていった君は誰? ミヒャエル・ゴーグル、23歳・オーストリア。来年はもっと強くなれ

●ガリビエの登りで逃げ集団から単独アタックしたプリモシュ・ログリッチェ(ロットNL)、そのまま山頂を1位通過、メイン集団とのタイム差1分半を守り切ってステージ優勝。先日「将来が楽しみな選手」と書いたばっかりでもう結果が出るとは、表彰台ではテレマーク姿勢を披露(←元スキージャンプの選手)

●ガリビエ山頂でメイン集団に追いつかれてしまったけれど、コンタドール2度目の敢闘賞。今晩が今大会最後の山岳ステージ、イゾアールの山頂目がけ飛ぶようなダンシングを見せてもらいたい!

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ベンナーティのアタックにドキドキする。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第16ステージ、3級と4級を越えたあとは、平坦基調でゴール。前半の丘越え部分でキッテルが遅れ始めたところ、サンウェブが一丸となって集団を引き倒す。その甲斐あって、中間スプリントポイントはマイケル・マシューズが1位通過。

 残り20km過ぎ、強烈な横風区間でプロトンが分裂。ダン・マーティン、メインチェスとコンタドール、つまり前日までの総合5・8・9位が取り残された。

 2kmゲート手前、ダニエーレ・ベンナーティ(モビスター)が単独アタック! このロングスパートが決まるんじゃないかと今大会最大にドキドキしたが、残り500mで吸収かぁ〜! ゴールスプリントはヴァン・アーヴェルマート、デゲンコルブ、ボワッソン・ハーゲンらを制してマイケル・マシューズがステージ優勝、今大会2勝目。この日だけでスプリントポイントを50点稼ぎ、キッテルとの差を29ポイントに詰めた。

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インテグラーレのボディカバー。

 夕べも今朝も頭痛なし。

●書斎においている2ドア冷蔵庫の冷えが甘くなったので買い換えた。シャープの167リットル、「17型」てやつだが、プラズマクラスター搭載タイプがなくなっているのはなぜなのか!

●ガレージの建て替え期間中、我が家のクルマ3台は漏れなく屋外駐車となるのだが… インテグラーレだけは心配なので、ボディカバーを調達したい。むかし2番目の弟が世話になったらしい「ARCADIA」を検索したところ、まだやってるんだなぁ〜 今となっては某組織と紛らわしい社名なのでドウかな?と思ったのだが

●明日は久しぶりに鍼灸治療。これまでずっと中1週(つまり隔週)で通っていたものを、体調が崩れることが少なくなってきたので、この2ヶ月ほど中2週にしてみているが、今のところ問題ない模様

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ツール・ド・フランス、2回目の休息日。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第15ステージは近所のロードレース愛好ご夫妻においでいただいて一緒に観戦、おつまみメニューはスペアリブ。コースは1級→3級→1級→4級を越え、下ってゴール。

 逃げ集団では山岳ジャージのバルギルが奮闘しポイントを積み増しつつ、2つ目の1級コル・ド・ペイラ・タイヤードを越えたあとモレンマ(トレック)が単独で飛び出し、ゴールまで独走してステージ優勝。

 後ろのメイン集団ではペイラ・タイヤード峠の上りでAG2Rが猛然と引き始めた直後、フルームがメカトラで1分近く遅れるアクシデント。しかしなんとか集団に復帰でき、一団でゴール。それにしても、プロトンに戻ろうと必死で踏むフルームに対する、バルデのファンとおぼしき観客のブーイングがすごかった… 総合上位4人が29秒以内で2回目の休息日。

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マイケル・マシューズ、枠にはまらない選手。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 本日、朝イチで中3の次女の塾の面接。いまのところ順調である模様で一安心。

 ツール・ド・フランス第14ステージ、3級2つの丘越えコース。けっこうな登り勾配のゴール前、最初にジルベールが仕掛け、続いてヴァンアーヴェルマートが踏み込んだところ、右からマイケル・マシューズがブチ抜いていった… いやもうケタ違いのスプリント、ゴールラインのだいぶ手前で両手放しガッツポーズ! この男、従来の枠にはまらない、サガンと同じくカテゴライズ不能な不思議な選手。

 なお、フルームが1秒遅れのステージ7位でフィニッシュしたところ、ファビオ・アルはどうしちゃったのか、ブチブチ切れた後続の30位で入線、ついたタイム差は25秒。この結果マイヨ・ジョーヌは再びフルームに、総合2位:アル(18秒)、3位:バルデ(23秒)、4位:ウラン(29秒)。今晩も総合が動きそうなステージ、1級山岳が2つ。

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コンタドール、敢闘する。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 レンジローバー スポーツの外気温度計が41度を指した、今季最高。さすがにバテてぐったりし、ガレージの整理もローラーもやめて大人しく過ごす… どんな名選手でも3週間のうち1日は訪れるというバッド・デー、オレにもここで来たか。

 ツール・ド・フランス第13ステージ、全長100kmと短いコースの中に1級山岳が3つ、最後は下ってゴール。

 最初の1級の山頂手前でコンタドールがプロトンからアターック! マークについたランダと2人、レース後半を先頭で行く。追走は山岳ジャージのバルギル、キンタナ、クヴィアトコウスキーの3人、先頭とメイン集団とのタイム差は2分余りで推移。

 クヴィアトに無線が入ってフルームのために下がったことで、ゴール前はコンタドール、ランダ、バルギル、キンタナの4人。スプリントを制したのはバルギル、革命記念日にフランス人選手がステージ優勝。敢闘賞のコンタドール、2分近く戻して5分22秒遅れの総合10位。メイン集団では、アシストのいないアルがうまく凌いでマイヨ・ジョーヌをキープ… 今日と明日の2テージは「HILL」、6秒差を守って3週目を迎えることができるか。

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ファビオ・アル、初めてマイヨ・ジョーヌを着る。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第12ステージ、4級→2級→1級から超級バレス峠を越え、さらに1級を登って最後は2級山岳・ペイラギュート飛行場の山頂ゴール。

 最後の1級コル・ド・ペイルスルドの登りまで逃げ粘ったスティーヴ・カミングス(ディメンションデータ)が吸収され、最終局面に残ったのはゼッケン順にフルーム、ランダ、バルデ、アル、メインチェス、サイモン・イェーツ、ダン・マーティン、ジョージ・ベネット(ロットNL)、ウランの9名。ゴールまで残り700m、最初にジョージ・ベネットが仕掛けたところ、先頭でフルームを引くランダが表情一つ変えず、ダンシング2回転でこれを潰す。

 残り300mでアルがアタック、これにフルームが反応… しかし、一説には20%を超えるといわれる勾配でフルームが置いていかれる。アルを追うのはバルデとウラン、渾身の踏み合いを制したのはバルデ! フルームは22秒遅れでゴール、この結果マイヨ・ジョーヌはイタリアチャンピオンジャージの上から羽織られた。

 残り33km地点、バレス峠の登りでアタックを見せたコンタドールだが、スカイトレインを引くクヴィアトコウスキーにシッティングのまま潰された。最後の1級の山頂手前ではメイン集団についていけなくなり、総合順位は11位(7分14秒)にダウン。しかし今ステージ前、「僕が諦めると思っている人は、僕を理解していない」と語ったコンタドール、諦めるだなんてぜんぜん思ってないよ!

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ツール、一大会最多ステージ優勝記録。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第11ステージ、平坦。3人逃げ、メンバーはマルコ・マルカート(UAE)、ボドナール(ボーラ)、バカールト(ワンティ)。最後まで逃げ粘ったのはボドナール、捕まったのがゴール前300mだから、ものすごくドキドキした! 彼は昨年のツール、横風が吹き荒れた第11ステージの残り12kmで飛び出し、サガンとフルーム、さらにゲラント・トーマスが追随して4人のゴール前になるきっかけを作った選手。サガンにステージ優勝を譲られんとしたところ、黄色いジャージのバカ野郎が器の小ささを露呈した結果、せっかくの粋な計らいがパーになったのが思い出される。

 ゴールスプリントはまたまたキッテル、先行するボワッソン・ハーゲンとマイケル・マシューズを差し切って今大会5勝目。こうなると、一大会で最多ステージ優勝記録って? ということにもなってくる。調べてみると、エディ・メルクス他2名の「8勝」、Nooooooooooooo!

 しかし、今後のプロフィールを調べて見たところ、最終日のシャンゼリゼを入れて平坦ステージはあと3つ…

 まさかな。

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完走する意思。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第10ステージ、平坦。それにしてもキッテルの強さはどうだ、ライバルを並ばせないどころか3車身つけ、ゴールライン手前で両手を広げる余裕があるほどの圧勝… 全盛期のマリオ・チッポリーニがまさにこんなかんじだったは!

 で、キッテルがチッポリーニと違うのは、マイヨ・ヴェールを獲得するべく完走する意思があること、偉いなぁ(注)。


(注)90年代後半のツールでは、一週目にチッポ様がステージをひとつふたつ、多い年には4つも勝ってお腹いっぱいでイタリアにお帰りになり、あとをエリック・ツァベルが引き継いでマイヨ・ヴェールを着るのがパターン。毎年途中でリタイヤしやがって、だったらもうサエコはツールに出させない! とASOに怒られた

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