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セップ・クスの仕事ぶり。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ドーフィネ第2ステージ、超級山岳ポルト峠の山頂フィニッシュ。残り16kmから登坂開始、プロトンをコントロールするのはチーム・イネオス。その前のリエゾン区間から引いていたファンバーレは早々にチギれたが、残る6人全員で列車を形成、並びはカストロビエホ→クヴィアトコウスキー→フルーム→ゲラント・トーマス→ベルナル→シヴァコフの順。これは鉄壁かと思われたが、クヴィアトが引いている最中にフルームがなにもできないまま離脱。Gの仕事も短めに終了し、殿だったシヴァコフが前に出てしばらく引いた残り2kmでベルナルがアタック。

 これを潰したのがユンボの若い衆、セップ・クス。その背後からエースのログリッチェ、フラムルージュ過ぎからの強烈なアタックに誰もついていけず、後続に8秒差をつけて圧勝。2位:ピノー(FDJ)、3位:ブッフマン(ボーラ)、ベルナルは先頭集団でいちばんあとの10位でフィニッシュ。この結果、マイヨ・ジョーヌはファンアールトからログリッチェへチーム内移動。

 それにしてもセップ・クスの仕事ぶりは見事、後ろのログリッチェを気にしつつ冷静にベルナルとの差を詰める目配りの効いた動きはどうだ。昨年のブエルタ第15ステージ、ログリッチェの前待ちのため逃げ集団に送り込まれ、そのまま独走逃げ切りでステージ優勝したこの選手。ゴール手前で観客とハイタッチしたのがなんともアメリカの若者らしかった、このときまだ24歳。

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