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アラフィリップ、今年もマイヨ・ジョーヌ獲得。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第2ステージ、1級コルミアーヌ峠と1級チュリニ峠を越え、エズ峠を2回登ってニースに下ってゴール。

 レース開始後にできた逃げ集団は8名。スタートして16km地点の中間スプリントポイントを1位通過してトレンティン(CCC)が離脱、2位通過のサガンはその後もだいぶ耐えたが、さすがにチュリニ峠の登りまで。残る6名はエズ峠の登り口で吸収されて集団はひとつに。

 そのエズ峠でクイックステップの見事な連携プレーが炸裂! 1回目はまず吸収された逃げにいたアスグリーンが、次いでデヴェナインスが目一杯引いてプロトンを小さくする。そして2回目の登り、ユンゲルスの引きからアラフィリップが下ハン&ダンシングでアタック! 一拍おいてこれに反応できたサンウェブの選手はマルク・ヒルシ(22歳・スイス)、聞けば2018年のU23ロードレース世界チャンピオンだという。しばらくしてアダム・イェーツも追いついてきてレース先頭は3名、集団とのタイム差20秒前後。ボーナスタイムがかかった山頂は1位通過:イェーツ(8秒)、2位:アラフィリップ(5秒)、3位:ヒルシ(2秒)。

 峠を下ってニース市街に突入、フラムルージュから牽制が入る3名、ゴール前カメラは大集団がすぐ後ろまで迫ってくるのを捉えている。残り200mで仕掛けたアラフィリップ、これに合わせてヒルシも踏み込むが、ホイール1個ぶん抑えてアラフィリップ見事ステージ優勝。ステージ3位入線のイェーツは1秒遅れ、ゴールのボーナスタイムは1位:10秒、3位:4秒。この結果、アラフィリップがマイヨ・ジョーヌを獲得、2位イェーツとの総合タイム差4秒はなるほど計算が合う。


●アラフィリップ左手首のリシャール・ミル、16万8千ドルの「RM67-02」。しかしながら、同社HPの「パートナー」のページに載っていないのでは残念

●山岳ジャージを獲得したAG2Rの選手はブノワ・コヌフロワ(24歳・フランス)、コスネフロワもしくはコズネフロワの表記もあるのに注意

●今年も記述していきたい「本日のゴデュ」、昨日の3km地点での落車に巻き込まれ仙骨を打撲、第2ステージはスタート直後から遅れていく。ドクターカーを呼んでケツに痛み止めをスプレーしてもらうシーンもありおおいに心配していたところ、17分遅れで見事完走

●辻さんのツイート:現場では選手・関係者が「パリにたどり着けるか、パリまで開催されるかわからない」という話ばかりしており、みんな前半から全開
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