ジロ・デ・イタリア、スタートリストをチェック中。

　夕べも今朝も頭痛なし。

　３度目の緊急事態宣言も延長され、まさにテンコシャンコな事態になっている我が国。ひとえに予防注射が進まないことが原因なのに、世界に冠たる先進国がなぜ自国でワクチンを作れないのか、輸入が確保できないのはなぜなのかを説明・報道しない不思議。

　他方（？）イタリアでは、本日これからジロ開幕。スタートリストを見るとツールを予定している超一流どころは出走しない、例）ログリッチェ、ポガチャル、ファンアールト、ファンデルプール、アラフィリップなど。なんと、ディフェンディング・チャンピオンのゲーガンハートも出ない。

　各チームの総合系エースはベルナル（イネオス）、ウラソフ（アスタナ）、ヒュー・カーシー（EF）、ダン・マーティン（イスラエル・スタートアップネイション）、ジョージ・ベネット（ユンボ）、ソレル（モビスター）、サイモン・イェーツ（バイクエクスチェンジ）、ニバリ（トレック）、フォルモロ（UAE）。クイックステップはエヴェネプールがエースナンバーだが、昨年のイル・ロンバルディアでの落車・骨折開けで今季初戦、実質のエースはアルメイダか。

　ツールに比べれば自由度が高いジロで↑のメンバーでやり合うのは、展開がダイナミックで面白くなりそう。そうなれば、優勝候補に挙げたいのはフォルモロ、ほかには昨年のブエルタで存在感を見せたヒュー・カーシーがどこまでやれるのかに期待。

　スプリンター勢はサガン、ディラン・フルーネウェーヘン（ユンボ、謹慎明け初戦）、ユワン（ロット・ソウダル）、ニッツォーロ（クベカ・アソス）、ガヴィリア（UAE）。このメンバーならユワンがいくつ勝つのか、フルーネウェーヘンがプロトンでどう扱われるのかに注目。

　新城幸也３６歳、アシストするバーレーンのエースナンバーはランダだが、最後まで連に絡みそうなのはビルバオのほうか。