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美しい逃げ。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 朝起きてツールの録画を見、昼前にウチを出て小6の次女のバレエの稽古で小竹向原まで送り迎え。夕方帰宅してローラーを踏む、53×14でケイデンス90、つまり時速43㎞前後の快調なペース。イメージしていたのは昨日のツール・ド・フランス第15ステージで、スタート直後からゴール前まで逃げ続けた2人。

 ざんねんながら、エルミガー(IAMサイクリング)はゴール前100mで、ジャック・バウアー(ガーミン)は50m手前(!)で集団に飲み込まれてしまったが、いやもう実に、じつに際どかったドキドキした。ゴール後、カメラの前で涙を見せたバウアー、100回に1回しか決まらないのはわかっていてもチャレンジする、だからこそ逃げは美しい。

 集団スプリントを制したのはクリストフ(カチューシャ)、第12ステージに次いで今大会2勝目。

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悪魔おじさん。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第14ステージ、4㎞アーチでニバリが「あの年の総合優勝はフルームとコンタドールがいなかったからとは言わせないアタック」(その2)。これについていけたのはジャン・クリストフ・ペロー(AG2R)だけ、バルベルデを始めとする他の総合上位は動けず、早くも表彰台2位・3位争いなんだとしたら情けない話。ステージ優勝は残り10㎞地点で果敢にアタックしたマイカ(ティンコフ・サクソ)、あまりの嬉しさにジャージの前をはだけたままゴールしたのは若さゆえ。

 昨日Flavio Vanzellaの件で、94年ツール・ド・フランスのDVDを見ていたら、「悪魔おじさん」がフィーチャーされていた。このとき42歳と紹介されていたので、今は62歳なのか… 体調をくずしたという噂もあり、今大会も前半は姿が見えずに心配したのだが、一昨日あたり久々に国際映像に映って一安心。

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VANZELLAのプロセッコ。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第13ステージ、まだゴールまで7㎞もあるのにニバリがアタック! 名付けて「あの年の総合優勝はフルームとコンタドールがいなかったからとは言わせないアタック」(←長い)、あっと言う間にバルベルデとティボー・ピノーを引き離してステージ優勝、おまけに(?)山岳ジャージも獲得。

 ピナレロ・グランフォンドから帰ってきた、馴染みの自転車店の店主夫妻。今年もエロス・ポーリ氏がアテンドしてくれたとのことだが、イベント翌日のサイクリングで、近くに友人がやっているワイナリーがあるから行こうと。その友人というのはボクと同じく元選手で、94年のツールでマイヨ・ジョーヌを2日間着たんだ… !!!

 Flavio Vanzella、イタリア、GB-MG Maglificio、現在50歳。94年ツール・ド・フランス第4ステージで区間3位に入って総合首位に立ちマイヨ・ジョーヌを獲得、第5ステージまで着用。…知らないわけだもんこの選手、ステージ優勝しないで着たのでは。

 ちなみに、「Cycling Archives」で記録を見ると、ツール・ド・フランスではステージ2勝を挙げている。93年第4ステージと、前述の94年の第3ステージ。しかしいずれもがチームタイムトライアルだったなんて! 93年はマリオ・チッポリーニ、94年はヨハン・ムセウのアシストであった模様。

 と、いろいろなことが判明したので、今晩はおみやげにもらった、そのVANZELLAのプロセッコを飲みながら観戦。

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MTV「ハードロック トップ100」。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 MTVでまたやっている「ハードロック トップ100」、じつに素晴らしい。選曲はもちろん、コメントに出てくるミュージシャンも豪華。司会のこの、無駄にマッチョな男はポイズンのブレット・マイケルズ。しかし彼は死んだんじゃなかったか?とWikiを見ると、2010年にくも膜下出血で緊急入院とある… あ、この番組の制作は2009年なのか。

 先日の「BARAKAN MORNING」で紹介されていた、「GUITAR WORLD」誌が選ぶ「The Top Ten Slow Guitar Solos」、じつに素晴らしい。第3位にランクインしているロイ・ブキャナン、ライブアルバム「Live Stock」は名盤中の名盤である。アルコール依存症だった彼は1988年のある晩、公衆酩酊の罪で逮捕されたのだが翌朝、留置場で自分のシャツで首をつって死んでいるのを発見された。

 なお、ブレット・マイケルズは見事に回復し、現在も多方面で活躍中とのこと。

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トニー・ギャロパン、実力を証明する。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 トニー・ギャロパン、26歳フランス、ロット・ベリソル。7月14日の革命記念日、第10ステージで1日だけマイヨ・ジョーヌを着た男。「ロットのギャロパンなら問題ない」とニバリから譲られた格好のリーダージャージでも、第9ステージが終わって獲得が決まったときにはカメラの前で泣いた。第10ステージが終わって手放すことになったときは、悔し涙が出た。

 ツール・ド・フランス第11ステージ、ゴール前3㎞を過ぎた地点でギャロパンが単独アタック! いくらなんでも早過ぎると誰もが思ったが、追走集団ではクヴィアトコウスキーとマイケル・ロジャースがサガンの脚を警戒してお見合い状態。赤いジャージが逃げる逃げる、2㎞アーチを通過して、フラムルージュもそのまま通過、ぬおぉお〜! これはひょっとして…

 両手を挙げ、単独でゴールラインを通過したとき、もがく大集団はすぐ背後にまで迫っていた …なんとタイム差なし! 確かに譲られたジャージではあったけれど、マイヨ・ジョーヌを着るにふさわしい実力があることを自ら証明して見せた、しかも手放した翌ステージで。表彰台で笑顔のトニー・ギャロパン、今日は涙はなし。猛烈に感動した、素晴らしいステージだった。

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レンジローバー スポーツのエアサス。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 納車されて3ヶ月、なんの不満もないレンジローバー スポーツだが、強いて挙げるとすれば高速道路巡航でのエアサスの動き。凸通過時にこれまで経験したことのない独特の「間」があってからボディが持ち上がり、次いでスゥッと下がって元に戻る、これが正直言って気持ち悪い。ま、あらかじめ予測して身構えていればなんてことないのだけれど。

 本件につき、先日発売された沢村慎太郎「午前零時の自動車評論7」所収の「機械の心」を読んで腑に落ちた。以下、引用

 「路面不整の処理に関しては穏和を越えて見事なまでに上品な足さばきを演じてみせた。その緩衝機構は圧縮エアを用いた所謂エアサスなのだが、我々がエアサスと聞いてイメージするそれの最上に近い仕事をする。不整を踏んだときに、まず角が十分に丸められた感じのショックがあり、柔らかいそのショックで上屋が優しく持ち上がり、しかる後に元に戻る。ゆったりしたその動きの中で、いつのまにか路面不整は飲み込まれている。大径のタイヤとホイールを履いてバネ下はいかにも重そうだが、重そうに感じるだけで暴れることはない。実に見事で美しい所作である」

 このI.Q.の高い文章はどうだ、一流の自動車評論家は違う。気持ち悪い? と思っていたあの動きは「最上に近い」、「見事で美しい所作」なんだとは、つまりオレのほうが慣れろということね。しかし福野礼一郎、岡崎五朗に続いて沢村慎太郎もベタ褒めとは、どれだけすごいんだレンジローバー スポーツ。

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コンタドール、落車リタイヤする。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第10ステージ、この日7つある山岳の、2つ目を下り切ったところでコンタドール落車。右ひざのあたりから大量に出血し、(めずらしいことに)路肩でドクターの治療を受ける。メイン集団から4分遅れでリスタートし、アシストに引かれながら続く1級山岳はなんとか上り切ったが、並走するマイケル・ロジャースと言葉をかわし、お互いの背中をポンポンすると、ロジャースは霧の向こうに下って行き、エル・ピストレロは路肩に寄せてチームカーに乗り込んだ。後報では右脛骨骨折とのこと(←Noooooooooooooo!)。

 ステージは圧倒的な登坂でニバリが獲り、マイヨ・ジョーヌも1日で奪還。こうなったらアスタナとしても、最終日まで守り通す方針なのではないか。そうなると着用日数は19日/21日、全ステージを一人の選手が独占した大昔の記録に次ぐ偉業となるがどうか。

 一方、1週目で優勝候補が2名もいなくなるなんてことは前代未聞、これはもう大チャンスなんだからぜひとも若手にがんばってもらいたい。総合4位ロメン・バルデ(AG2R、23歳)や総合6位ティボー・ピノー(FDJ、24歳)あたりが連日アタックなんてどうなの、フランス人てことでも盛り上がるのは間違いなしだが。

 さ、じゃぁ今日もローラー踏むか。コンタドールがリタイヤしても、これからもステージは続くんだし。人生みたいにね。

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ウクライナ産の羽毛布団。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 20年近く使った羽毛布団、さすがに買い替えることにした。夏場だと割引きになってるんじゃ?と馴染みのデパートの担当者に聞いてみるとそのとおり、お買い得な値段に下がっていたのは中味の羽毛がロシア産、ウクライナ産、フランス産の3種類。であれば、ここは心情的に(?)ウクライナ産をチョイス。ポポヴィッチとグリブコの国でもあるし。

 夕べのツール・ド・フランス第9ステージ、トニー・マルティン見事に逃げ切り勝利。で、世界中が、ゴールライン上での彼のガッツポーズを初めて見たという。なぜなら、マルティンのこれまでのステージ優勝はいずれもタイムトライアルであったため。

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たまにはちょい負けの週もあってよし。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 本日の競馬、中京準メイン・有松特別に我が家の一口馬ダンスアミーガが出走、8番人気。3歳牝馬が休み明けで、ハンデ戦とはいえ古馬とやってだいじょうぶなの?と心配していたところ、スタートをスッと出て。好位追走から4コーナー回って直線を向き、ジワジワ伸びて3着。この結果なら、将来楽しみなんじゃないだろうか、復勝配当440円。

 本日はいろいろと入り繰りが。中京9Rで酒井のリスヴェリアート(5人)から、ゼウスとアドマイヤイナズマの1・2番人気にワイドを流して両方取ったのはよかった。ラブリーデイかダイワファルコンと思っていた七夕賞を、直前でヤな予感がしてケンしたのもよかった。

 悔やまれるのはオーラスの福島最終。3番人気アナザーバージョンが連にからむのは確実と見て、相手はまぁ1番人気のファドーグか、と両馬の馬連・ワイド。しかしゴール前、ファドーグが沈んだ一方、大外をぶっこ抜いてきたのは2番人気オリオンザジャパン… ぐきー、そっちだったか! しかしまぁ、たまにはちょい負けの週もあってよし(←あくまでも強気)。

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ゲランドの塩。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 先日、友人のお宅を訪問した際、同時に招待されていたもう一人の友人からもらったフランスの塩。ええっ、250gで2千円もするの?!と思ったら「バーゲンで5百円だったからいいの」という、その名も「ゲランドの塩」。初めて聞いたときは「え、ゲラント・トーマスの塩?」と思ってそのまま覚え込んでしまったが、ゲランドがどこなのか調べてみるとフランス西部、ブルターニュ半島の南側の根本なのね。ふすまに貼ってある第101回ツール・ド・フランスのコースマップによると… 残念ながら今大会は、この地方は通過せず。

 で、これがまた素晴らしい旨味。調理の過程で使うのはちょっともったいないので、焼き上がった肉や魚に食卓で振りかける、という使い方がいい模様… それならば、とひらめいたのが枝豆。ゲランドの塩をして食べる枝豆、うま過ぎて豆がいいのか塩なのかわからないほどだべし!

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